千葉泰伸
日本のサッカー選手
千葉 泰伸(ちば やすのぶ、1971年4月11日 - )は宮城県石巻市[2]出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
カタカナ | チバ ヤスノブ | |||||
ラテン文字 | CHIBA Yasunobu | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1971年4月11日(53歳) | |||||
出身地 | 宮城県石巻市 | |||||
身長 | 172cm[1] | |||||
体重 | 66kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 左足[2] | |||||
ユース | ||||||
1987-1989 | 石巻工業高校 | |||||
1990-1993 | 順天堂大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1994-1995 | 東芝 | 31 | (2) | |||
1996-1999 | ベガルタ仙台[注 1] | 76 | (9) | |||
通算 | 107 | (11) | ||||
監督歴 | ||||||
2012-2016 | ベガルタ仙台レディース | |||||
2017 | マイナビベガルタ仙台レディースJrユース | |||||
2018 | マイナビベガルタ仙台レディース | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集1994年、順天堂大学を卒業しジャパンフットボールリーグの東芝サッカー部に加入[2]。1996年にブランメル仙台に移籍した[2]。1999年、J2第3節・ヴァンフォーレ甲府戦でJリーグ初出場を果たすと延長Vゴールを決めて自身のJリーグ初得点とクラブのJ2初勝利を記録した[2]。同年限りで現役引退[2]。
引退後は2000年からジェフユナイテッド市原の育成部コーチを務め、2001年からはベガルタ仙台育成部コーチを務めた。2012年、東日本大震災の影響で休部していた東京電力女子サッカー部マリーゼを移管して発足したベガルタ仙台レディースの初代監督に就任[2][3]。女子チームの指導経験はなかったので監督就任を打診された時は悩んだが、被災地の石巻市出身者として「地域を元気にし、勇気づけたい」と思い引き受けた[4]。同年のチャレンジリーグで優勝してなでしこリーグに昇格、2015年には過去最高のリーグ戦2位の成績を収めた[2]。2016年シーズン限りで監督を退任した[5]。2017年、女子育成部長に就任。同年11月付で女子強化育成部長となる[6]。2018年6月、千葉の後任としてレディース監督を務めていた越後和男が成績不振により辞任したことを受け、現職兼任で監督に復帰した[7][8]。シーズン終了後に監督を退任、女子強化育成部長の職も辞任した[9]。
所属クラブ
編集- 宮城県石巻工業高等学校
- 順天堂大学
- 1994年 - 1995年 東芝サッカー部
- 1996年 - 1998年 ブランメル仙台
- 1999年 ベガルタ仙台
個人成績
編集国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
1994 | 東芝 | 13 | 旧JFL | 14 | 0 | - | 1 | 0 | 15 | 0 | |
1995 | 17 | 2 | - | 0 | 0 | 17 | 2 | ||||
1996 | B仙台 | 26 | 17 | 3 | - | 3 | 1 | 20 | 4 | ||
1997 | 17 | 2 | 6 | 0 | 2 | 0 | 25 | 2 | |||
1998 | 9 | 19 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 2 | ||
1999 | 仙台 | 14 | J2 | 23 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 24 | 2 |
通算 | 日本 | J2 | 23 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 24 | 2 | |
日本 | 旧JFL | 84 | 9 | 6 | 0 | 6 | 1 | 96 | 10 | ||
総通算 | 107 | 11 | 7 | 0 | 6 | 1 | 120 | 12 |
- Jリーグ(J2)初出場・初得点:1999年3月28日 対ヴァンフォーレ甲府戦 (韮崎中央公園陸上競技場)
指導歴
編集- 2000年 - 2001年9月 ジェフユナイテッド市原 育成部 (仙台スクール)
- 2001年10月 - 2018年 ベガルタ仙台
- 2001年 - 2009年 アカデミーコーチ
- 2010年 ユース監督
- 2011年 スクールコーチ兼ホームタウン担当
- 2012年 - 2016年 ベガルタ仙台レディース監督
- 2017年 - 同年10月 女子育成部長兼マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース監督
- 2017年11月 - 2018年6月 女子強化育成部長
- 2018年6月 - 12月 女子強化育成部長兼レディース監督
- 2008年 国体宮城選抜コーチ
脚注
編集- ^ 1998年までは「ブランメル仙台」
出典
編集- ^ a b 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 1999』p138
- ^ a b c d e f g h “千葉泰伸、J2初勝利に導いた延長Vゴール”. SANSPO.COM. (2018年5月16日) 2018年6月7日閲覧。
- ^ 木下淳 (2011年11月5日). “仙台レディース2・1発進 監督に千葉氏”. 日刊スポーツ 2018年6月7日閲覧。
- ^ 大谷佳祐 (2016年2月16日). “仙台L前監督・千葉泰伸さんインタビュー 選手育成に努力”. 石巻かほく 2018年6月7日閲覧。
- ^ 『ベガルタ仙台レディース 千葉泰伸監督、正木裕史コーチ退任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2016年11月15日 。2016年11月16日閲覧。
- ^ 『千葉泰伸 女子強化育成部長 就任 および 山路嘉人 女子強化部長 退任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2017年10月26日 。2018年6月7日閲覧。
- ^ 『千葉泰伸女子強化育成部長 マイナビベガルタ仙台レディース監督 就任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2018年6月5日 。2018年6月7日閲覧。
- ^ “マイナビ仙台越後監督辞任 後任に千葉強化育成部長”. 日刊スポーツ. (2018年6月6日) 2018年6月7日閲覧。
- ^ 『マイナビベガルタ仙台レディース 千葉泰伸女子強化育成部長 辞任のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2018年12月23日 。2018年12月26日閲覧。
参考文献
編集- 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 1999』、トランスアート、1999 ISBN 4-88752-100-6
- 『J.LEAGUE YEARBOOK 1999』、トランスアート、1999 ISBN 4-88752-099-9
- 『J.LEAGUE YEARBOOK 2000』、トランスアート、2000 ISBN 4-88752-101-4
関連項目
編集外部リンク
編集- 千葉泰伸 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 千葉泰伸 - J.League Data Siteによる選手データ