北韓人民解放戦線(ほっかんじんみんかいほうせんせん、朝鮮語:북한인민해방전선)とは、朝鮮民主主義人民共和国(通称:北朝鮮)を脱出した脱北者たちが大韓民国で結成した、北朝鮮の最高指導者である金正恩による独裁政権打倒を目指すレジスタンス組織である。2010年9月9日結成[1]

組織の概要

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構成員たちは腕の部分に組織のロゴが入ったワッペンついた灰色の迷彩服、迷彩帽姿に身を包んでおり、軍事色が強い。これは組織の結成者らが朝鮮人民軍出身であるためである[2]。実際に、組織の結成式典の際には金正日に模した人物を銃殺刑に処するというパフォーマンスを行っている[1]。ただ、彼らが行っていることは主に北朝鮮の現体制を批判するビラDVDなどの北朝鮮への大量散布などである。内容は、北朝鮮の次期指導者に指名されている金正恩について、「あんな若造に国を治められるはずがない」などと批判、更に、2011年のリビアカダフィ政権崩壊を引合いにだし、「あなた達も独裁政権を打倒するために立ち上がろう」といった趣旨の内容のビラを撒いている。

北朝鮮は高度に閉鎖されているから、効果はどの程度あるのか不明であるが、度々、ビラ配りの中止を要求したり、怒りを表明したり、実際、ビラを見て脱北を決心した人間がいたり、金与正が自身の容貌をあてこすったことに激怒して南北共同連絡事務所を爆破したりするところを見ると、一定の効果があることが見て取れる。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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