北都交通 (岩手県)
岩手県
株式会社北都交通(ほくとこうつう)は、岩手県奥州市に本社を置くタクシー・バス事業者である[1]。タクシー事業のほか、乗合バス事業として胆沢郡金ケ崎町のコミュニティバス「金ケ崎町田園バス」を運行受託する[1]。1953年に創業したタクシー専業の駒形タクシーが母体となり[1][3]、1994年4月26日に貸切バス会社として株式会社北日本都市交通(きたにほんとしこうつう)として設立[1]。現社名は旧社名の略称に由来する[1]。
北都交通の貸切バス車両 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒023-0044 岩手県奥州市水沢字三本木4-42 |
設立 | 1994年(平成6年)4月26日[1] |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1400601000282 |
事業内容 |
一般乗用旅客自動車運送事業 一般乗合自動車運送事業 運転代行業 |
代表者 | 代表取締役 千葉真紀子(旧姓:小野) |
資本金 | 3,355万円 |
純利益 | ▲940万9000円(2020年03月31日時点)[2] |
総資産 | 4億5828万9000円(2020年03月31日時点)[2] |
従業員数 | 常勤役員4名、管理職・一般職19名、乗務員102名[1] |
関係する人物 |
小野フサ子(創業者) 小野幸二郎(駒形タクシー初代社長) 小野幸宣(北日本都市交通初代社長) |
外部リンク | https://hokuto.oshushi.com/ |
特記事項:1953年(昭和28年)12月16日、駒形タクシーとして創業[1] |
概要
編集本社・営業所
編集- 本社営業所
- 岩手県奥州市水沢字三本木4-42
- 金ヶ崎営業所(旧:有限会社金ヶ崎タクシー)
- 岩手県胆沢郡金ケ崎町西根矢来3-2
- 岩谷堂営業所(旧:水岩タクシー)
- 岩手県奥州市江刺中町3−15
運行路線
編集- 金ケ崎町田園バス - 全路線を受託運行する。詳細は当該記事を参照。
沿革
編集駒形タクシー
編集- 1953年(昭和28年)12月16日 - 小野フサ子が水沢市搦手丁で駒形タクシーを創業、車両2台で営業開始。
- 1962年(昭和37年)7月16日 - 小野フサ子より営業権を譲受し、小野幸二郎を代表取締役として有限会社駒形タクシーを設立。
- 1967年(昭和42年)5月22日 - 水沢市搦手丁に本社営業所の新社屋が完成。
- 1980年(昭和55年)
- 5月13日 - 水沢市字三本木4番42へ本社営業所を移転。
- 5月22日 - 有限会社駒形タクシー、株式会社日高タクシー、有限会社中央タクシーの3社による協業体「北日本都市交通」(愛称:北都交通)として営業開始。事務所を水沢市字三本木4番42に置く。
- 12月8日 - 北日本都市交通協同組合を設立。
- 1983年(昭和58年)9月26日 - 観光タクシーを営業開始。
- 1984年(昭和59年)7月25日 - 運転代行業を開始。
- 1993年(平成5年)1月1日 - 駒形タクシーが有限会社から株式会社へ改組。
北日本都市交通
編集- 1994年(平成6年)
- 1996年(平成8年)9月30日 - 北日本都市交通協同組合がタクシー無線局の許可を受ける。
- 1997年(平成9年)8月27日 - 貸切バスの営業区域を拡大し、岩手県全域とする。
北都交通
編集- 2000年(平成12年)
- 2月1日 - 株式会社北日本都市交通を吸収合併、株式会社駒形タクシーのバス部門として継承する。
- 2月4日 - 株式会社駒形タクシー、株式会社北都交通へ社名変更(2月9日付で変更登記)。
- 5月8日 - 金ケ崎町健康福祉バスを運行受託。大型バス2台、5路線で運行開始。
- 8月1日 - 有限会社金ヶ崎タクシーを吸収合併、株式会社北都交通の金ヶ崎営業所として継承。
- 2002年(平成14年)
- 2004年(平成16年)
- 5月6日 - 金ケ崎町田園バス運行開始。大型バス2台・小型バス1台、6路線で受託開始。
- 5月6日 - 株式会社日高タクシー、有限会社中央タクシーを吸収合併。本社と金ヶ崎営業所の2営業所体制とする。
- 9月30日 - 北日本都市交通協同組合を解散。
- 2013年(平成25年)10月30日 - 有限会社水岩観光タクシーを買収する。
- 2018年(平成30年)7月1日 - 小野真紀子が代表取締役に就任。
- 2020年(令和2年)
車両
編集- バス車両
- 路線車は、金ケ崎町田園バス専用のマイクロバス、ワンボックスカーが在籍する。詳細は金ケ崎町田園バス#車両を参照。
- 貸切車は、いすゞ・ガーラ(ハイデッカー9m車)、三菱ふそう・エアロエースなどが在籍していた[4]。