北郷村 (静岡県)
日本の静岡県駿東郡にあった村
北郷村(きたごうむら)は、静岡県の北東、富士山東麓にあった駿東郡の村。1956年に小山町と合併した。
きたごうむら 北郷村 | |
---|---|
廃止日 | 1956年8月1日 |
廃止理由 |
編入合併 北郷村 → 小山町 |
現在の自治体 | 小山町、御殿場市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
郡 | 駿東郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 44.27 km2. |
総人口 |
4,861人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 |
小山町、須走村、御殿場市 山梨県南都留郡中野村 神奈川県足柄上郡山北町 |
北郷村役場 | |
所在地 | 静岡県駿東郡北郷村 |
座標 | 北緯35度20分38秒 東経138度56分39秒 / 北緯35.34386度 東経138.94428度座標: 北緯35度20分38秒 東経138度56分39秒 / 北緯35.34386度 東経138.94428度 |
駿東地域の町村制施行時の町村。24が北郷村で橙色が小山町に相当 | |
ウィキプロジェクト |
地名
編集北郷とは御厨地方における地域区分の一つで、中郷(御殿場市高根地区)、南郷(御殿場市御殿場地区)、西郷(御殿場市原里地区)、東郷(小山町足柄地区)と対応する。中郷、南郷、西郷、東郷は町村名として採用されなかったため、北郷だけ地名として残った。
地理
編集御殿場市と平野を共有し、北部は丹沢山地に接する。
歴史
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、用沢、棚頭、大御神、中日向、上野、阿多野、吉久保、大胡田、下古城、上古城、下小林、一色、古沢の各村および菅沼村の一部が合併して北郷村成立。
- 1956年(昭和31年)8月1日 - 小山町に編入され消滅。
- 1957年(昭和32年)9月1日 - 旧村域のうち古沢地区が小山町から分離し、御殿場市に編入される。
昭和の大合併
編集昭和の大合併に際して、小山町と合併するか、御殿場市と合併するかで議論になった。両市町との結びつきは同程度だが、工業都市として財政が豊かな小山町を選んだ。しかし、古沢地区だけは御殿場市との合併を望んでいた。小山町との合併後、古沢地区では小山町からの分離と御殿場市への編入を求めて住人運動を行い、御殿場市へ編入された。