北舟岡駅

北海道伊達市にある北海道旅客鉄道の駅

北舟岡駅(きたふなおかえき)は、北海道伊達市舟岡町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。駅番号H37電報略号キフ事務管理コードは▲130339[2]

北舟岡駅
ホーム出入口(2019年4月)
きたふなおか
Kita-Funaoka
H38 伊達紋別 (2.9 km)
(3.2 km) 稀府 H36
地図
所在地 北海道伊達市舟岡町
北緯42度27分1.14秒 東経140度52分50.39秒 / 北緯42.4503167度 東経140.8806639度 / 42.4503167; 140.8806639座標: 北緯42度27分1.14秒 東経140度52分50.39秒 / 北緯42.4503167度 東経140.8806639度 / 42.4503167; 140.8806639
駅番号 H37
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 57.4 km(長万部起点)
電報略号 キフ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
192人/日
-2014年-
開業年月日 1963年昭和38年)9月30日[1]
備考 無人駅
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歴史

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1976年の北舟岡信号場と周囲約750m範囲。下が東室蘭方面。2線からなり、1輌程度の短い千鳥状の相対式ホームを有している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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所在地、「舟岡町」の北にあることから[6]。この地名は、仙台藩船岡領(現在の宮城県柴田郡柴田町[7]、現在も東北本線船岡駅がある)柴田家中の人々が1870年(明治3年)頃に入植したことからの名である[7][1][6]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡しており、線路の横断は不可とされている。線路は一線スルー式で海側の1番線は待避線となっており、特急列車の待避や列車同士の交換がない限り、旅客列車は基本的に2番線を使用する。特急列車などはほぼ最高速度で通過するため、注意が必要である。

信号場時代は有人であり、事務所2番線沿いに存在した[8]が、駅へ昇格後に無人駅となった(伊達紋別駅管理)。

以前は、ホームから離れたところに海の家を思わせる待合室機能のみの駅舎と、別棟にトイレを有していた[9]

2017年より駅周辺の整備工事が開始され、旧待合室は2017年2月に撤去、工事期間中は仮設待合室が設置されていた[10]。その後、2019年3月の駅前広場供用開始と同時に、新待合室が供用された[5]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 室蘭本線 上り 豊浦長万部方面
下り 東室蘭室蘭方面

利用状況

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  • 1992年度(平成4年度)の1日平均乗降人員は105人[4]

1日の平均乗降人員は以下の通りである[11]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 192
2012 166
2013 182
2014 192

駅周辺

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駅周辺は住宅地である[7]。ホームのすぐ脇には内浦湾が広がり、晴れた日には駒ケ岳を望むことができる[7]

  • みはらし団地
  • 法弘寺
  • 湯らん銭伊達店 - 伊達市舟岡町365の1、徒歩約7分[12]
  • 舟岡郵便局
  • 道南バス「見晴団地」停留所

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
伊達紋別駅 (H38) - 北舟岡駅 (H37) - 稀府駅 (H36)

脚注

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注釈

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  1. ^ 1990年7月1日時点で完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、850頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、224頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 書籍『日本鉄道旅行地図帳1号北海道』(新潮社2008年5月発行)
  4. ^ a b 二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、84頁。ISBN 4-09-395401-1 
  5. ^ a b c d 北舟岡駅前広場の供用開始予定時期のお知らせ”. 伊達市 (2019年1月28日). 2019年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月28日閲覧。
  6. ^ a b 太田幸夫『北海道の駅 878ものがたり~駅名のルーツ探求~』(1版)富士コンテム、札幌市、2004年2月29日。ISBN 4-89391-549-5 
  7. ^ a b c d 田中義信 (2012年3月26日). “駅 人 話 北舟岡駅”. 朝日新聞(朝日新聞社)
  8. ^ 資料「札幌鉄道管理局管内停車場一覧表」(発行:札幌鉄道管理局、1982年4月1日現在)より。
  9. ^ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)136ページより。
  10. ^ 広報だて 2017年2月号
  11. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月26日閲覧
  12. ^ 小野寺淳子 (2016年12月12日). “【伊達市】湯らん銭” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(小野寺淳子の心の湯) (北海道新聞社). オリジナルの2016年12月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161214091427/http://dd.hokkaido-np.co.jp/lifestyle/travel/kokoronoyu/2-0099638.html 2016年12月14日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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