勃たせ屋(英語:fluffer)は、ポルノ映画のスタッフとして雇われた人間。現場での役割は、勃起が必要とされるシーンを撮影する前に男優を性的に刺激することである[1]

ゲイビデオの現場で「タチ」側の男優に潤滑油をわたす勃たせ屋。

概要

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勃たせ屋はテイクや写真撮影の間中、ポルノ映画のスターを「お掃除」するとともに、まっすぐなままにすることも仕事であるので、男優やモデルは体勢を変更する必要がない。こういった仕事はメーキャップ部門の一部と見なされている。構図を定めると、監督は男優に体勢を保たせ、勃たせ屋を呼んで撮影前に男優の陰茎を「ふくらませる」。

メディア

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映画

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2001年映画『The Fluffer』はゲイ男優を職業とする有名な俳優と、ある青年が衝突するさまを描いたものである[2]2003年に『The Fluffer』というタイトルでリリースされたのは、4分ほどのショート・コメディーである[3]

脚注

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