加藤正義 (角田市長)
加藤 正義(かとう まさき[1]、1900年6月1日[1] - 1996年1月1日)は、日本の政治家、教育者。宮城県角田市長(初代・2代・3代)。元宮城県議会議員(1期)。元角田町長。角田市名誉市民。
経歴
編集1900年(明治33年)に現在の角田市内で生まれ、1918年(大正7年)3月、角田中学校を卒業し[1]、1919年(大正8年)宮城師範学校本科第2部を卒業[1]。角田小学校などの校長を務めた。
戦後1947年(昭和22年)の宮城県議会議員選挙に当選し、県議会議員となった。
1954年(昭和29年)10月の新設合併により拡大した角田町の町長選挙が11月に行われ出馬し、当選。初代町長に町長に就任した[2]。 1958年(昭和33年)10月1日、市制施行により角田市が誕生[3]。初代市長となった。 1958年(昭和36年)11月に再選。1962年(昭和37年)11月の選挙では無投票で3選した。
市制施行および新庁舎(現在の市庁舎)の建設、丸森線(現阿武隈急行線)の開通に尽力した。丸森線は在任中の1964年(昭和39年)に着工し、退任後の1968年(昭和43年)に市内初の駅、角田駅とともに開業した。
脚注
編集参考文献
編集- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長 第1巻』歴代知事編纂会、1983年。
- 『現代物故者事典 1994~1996』日外アソシエーツ、1997年。