加世田
加世田(かせだ)は、鹿児島県南さつま市の地名。鎌倉時代に別符名として初見の地名であり、江戸時代には薩摩藩の外城であった。
江戸時代の加世田郷は、現在の南さつま市加世田地域、大浦地域、笠沙地域にあたる。
- 加世田別符 - 鎌倉時代から室町時代までの別符名。
- 加世田郷 - 江戸時代の外城。薩摩藩の直轄領であり、14村が所属していた。1889年(明治22年)の町村制施行により、加世田村、西加世田村(のちの笠沙町、大浦町)、東加世田村(のちの万世町)に分割された。
- 加世田町 - 1889年(明治22年)から1954年(昭和29年)までの自治体。万世町(旧東加世田村)と合併し加世田市となった。
- 加世田市 - 1954年(昭和29年)から2005年(平成17年)までの自治体。周辺4町と合併し南さつま市となった。旧加世田市の大字には大字名の一部に「加世田」がつく。