劇団ライオンバス
劇団ライオンバス(げきだんライオンバス)は、1999年に結成した日本のエンターテイメント集団である。ロックバンドとして2003年にメジャーデビューをした。活動休止を経て2005年日本国際博覧会(愛・地球博)のステージで復活した。バンドのリーダーである福ちゃんと団長のタッカマンは、音楽家:福笑太郎の顔を持つ。
概要
編集メンバーのやすくんと福ちゃんが高校の同級生で、福ちゃんとタッカマンが大学の同級生だった。
1999年に、八王子市で結成して、東京都八王子市のライブハウスなどを中心に活動した。
2003年に、音楽プロダクション「U's MUSIC」からメジャーデビューし、デビューアルバムをリリースし、うたばん(TBS)などのテレビ番組にも登場した。
2004年に、突然の活動休止を宣言して、プロとしてのバンド活動をわずか1年足らずで休止し音楽家としても活動している。
2005年に、解散騒動を払拭するように2005年日本国際博覧会(愛・地球博)のステージで復活し、パフォーマンスを披露した。
インディーズ時代からマキシマムザホルモン、サンボマスター、ガガガSPなどの国内のバンドと共演している。
デビューアルバムの挿入曲である「スゴイ!大豆PARADISE」は、食品メーカーのタイアップ曲として発表しコーラスに小学校生の男女を起用するなど斬新なアイデアがあって、プロレスラーの入場曲にも使用されている。
メンバー
編集劇団ライオンバス
編集ロックバンドとしては、主要の3人以外については、レギュラーメンバーを固定していないで、ステージのたびにパートメンバーを招集するというスタンスをとる。イベントでは、多数の女性メンバーが舞台に立つことも多い。
福笑太郎
編集福ちゃんが、タッカマンを引き連れて、福笑太郎の名で、音楽家として活動する。ロックミュージックから一転して、「下級生2」などオタク向けのゲーム/テレビアニメの主題歌を連続して手がけた。
活動休止から復活まで
編集2003年のメジャーデビューから1年足らずで、突然、活動休止を発表している。スポーツの分野への進出は、福ちゃんが、ライブなどで公表しているが活動休止との因果関係については、不明のままである。ただ、ステージ衣装で、野球用のユニフォームを着たり、劇団のイメージキャラクターが、不自然に野球の用具に囲まれていたり、デビューアルバムのタイトルが「直球勝負」だったりと、野球色が強かった。結果として、劇団ライオンバスが、ロックバンドとしてメジャーデビューを迎えたころ、タッカマンが次第に表舞台から遠ざかり、演出家の不在が解散騒動に発展したという見方もある。ところが、ロックバンド・劇団ライオンバスは、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)でロックバンドとして復活した。
出演/掲載
編集音楽番組
編集うたばん(TBS)、U-CDTV(TBS)、スタメン(TV東京系)、music chat(TVK)、X-Music(スカイパーフェクTV!)、唯我独音(東京MX)など
雑誌
編集その他
編集日本国際博覧会(愛地球博)、青梅マラソン、学園祭・企業イベントなど多数
共演
編集サンボマスター、マキシマムザホルモン、ガガガSP、ザマスミサイル、HIGHWAY61、森山直太朗、LISA、ヒステリックブルーなど
(ライブ、テレビ番組での共演)
ディスコグラフィ
編集CD
編集- 1stミニアルバム「劇団ライオンバス」(2001年) 自主制作
- 1stシングル「スーパーロケット恋人号」(2002年7月20日)インディペンデントレーベル、ASIN B00006B5Q4
- 1stミニアルバム「直球勝負」(2003年6月20日)U’s MUSIC、ASIN B00009PN2W
提供曲
編集- テレビドラマ「僕は妹に恋をする」主題歌:僕の心と君の心で(歌/作詞・作曲)
- SOYJOYマン入場曲「スゴイ!大豆PARADISE」(歌/作詞・作曲)
- テレビアニメ「下級生2」オープニング曲:18(作曲)
- テレビアニメ「下級生2」エンディング曲:恋の歌(作詞・作曲)
- ゲーム「summer」テーマ曲(作詞作曲)
- 2005年日本国際博覧会(愛・地球博)モリゾーとキッコロ体操(歌/作詞作曲)など