剥皮辣椒
剥皮辣椒(ボーピーラージャオ[1][2])は、花蓮県や台東県など台湾東部の特産品[3]。素揚げした青トウガラシの皮をむき、種を抜いてタレに漬け込んだ漬物の一種である[3]。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/24/%E6%84%9B%E5%AC%8C%E5%A7%A8_%E5%89%A5%E7%9A%AE%E8%BE%A3%E6%A4%92_%289480787696%29.jpg/250px-%E6%84%9B%E5%AC%8C%E5%A7%A8_%E5%89%A5%E7%9A%AE%E8%BE%A3%E6%A4%92_%289480787696%29.jpg)
独特の食感が好まれており、出身者が帰省した際の土産物としても人気が高い[3]。剥皮辣椒を漬けたタレもスープの隠し味として人気がある[3]。
利用例
編集そのまま白飯のおかずにしたり、スープや煮物に入れるなどして食される[1]。
剥皮辣椒を使用する定番料理として、スライスしたショウガ、干しシイタケ、料理酒、鶏モモ肉、剥皮辣椒を煮込んだスープ(湯)がある[2]。暑い日の前菜として人気がある[2]。
発祥
編集花蓮県鳳林鎮が発祥とされる[2]。陳秋金は唐辛子の漬物が好物であったが、唐辛子の皮が残っているせいで食感が良くないと思っていた[2]。そこで唐辛子の皮を剥いた剥皮辣椒を考案した[2]。
出典
編集- ^ a b 栗原怜里 (2024年1月14日). “【台湾現地レポ】2024最新!台湾のお土産32選!台北のスーパーで見つけたプチプラお土産はこれだ”. るるぶWeb. 2025年1月24日閲覧。
- ^ a b c d e f “夏に最適なスパイシー料理”. 台北市政府観光伝播局 (2022年6月13日). 2025年1月24日閲覧。
- ^ a b c d 「【中国時報】大人気、唐辛子の漬物「剥皮辣椒」 東部地方の特産品」『琉球新報』2006年12月18日。2025年1月24日閲覧。
- ^ 江明晏、齊藤啓介 (2023年11月21日). “大手回転ずし店、台湾らしい創作ずし発表「タピオカミルクティーいなり」も”. 台湾フォーカス. 2025年1月24日閲覧。