利平さんとこのおばあちゃん
『利平さんとこのおばあちゃん』(りへいさんとこのおばあちゃん)は、法月理栄による日本の漫画。全47話。
利平さんとこのおばあちゃん | |
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漫画 | |
作者 | 法月理栄 |
出版社 | 小学館 エンターブレイン |
掲載誌 | ビッグコミック |
レーベル | ビッグコミックス ビームコミックス マンバ |
発表期間 | 1978年 - 1988年 |
巻数 | ビッグコミックス:全2巻 ビームコミックス:全2巻 マンバ(電子書籍版):全3巻 |
話数 | 全47話(単行本未収録話あり) |
テンプレート - ノート | |
ポータル | 漫画 |
概要
編集1978年に読切で描かれた1話が第3回小学館新人コミック大賞・佳作を受賞し、翌1979年から10年間『ビッグコミック』(小学館)で連載された。主人公のモデルになったのは、法月理栄の曾祖母と母方の祖母である[1]。
あらすじ
編集山原村に住む主人公おしげばあちゃんは、夫の利平の死後に1人で荒物屋を営む。おしげさんは村人や町から来た人と交流を持ちながら、色々な事件・出来事に遭遇しつつも持ち前の明るさで対処する。本作は、そんなおしげさんの喜怒哀楽に満ちた日常を描いている。
登場人物
編集- 太田しげ
- 本作の主人公。山原村原の口[2]で荒物屋を営んでいる。村人からは、おしげさんと呼ばれている。
- 太田利平
- おしげさんの夫。すでに亡くなっているが、おしげさんの回想場面にしばしば登場する。
- 山梨梓
- おしげさんの友人で芸術家。都会の喧騒に疲れて山原村に移住してきた。
- 留造
- おしげさんの友人
- キン
- 留造の妻
- 雪枝
- 留造の娘
- きぬ
- おしげさんの友人
- 清水夏子
- きぬの孫
- 杉姉さん
- おしげさんの友人。壮年期は村の婦人たちのまとめ役だった。
- 杉村ため
- おしげさんの友人で機織りをしている。
- 杉村悦子
- ための孫娘
- あいちゃん
- おしげさんの友人で介護の仕事と絵本を作っている。
- 先生
- 山ノ東中学校の教師
単行本
編集- 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 小学館〈ビッグコミックス〉、全2巻
- 初期作品を中心に全19話を収録(ビームコミックス版にないものを含む)。
- 婚礼 (1985年3月発売)
- 結び目 (1985年5月発売)
- 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉、上下巻
- 作者監修による傑作選。全27話を収録。
- 上巻 (2006年3月25日発売)
- 下巻 (2006年3月25日発売)
- 法月理栄 『利平さんとこのおばあちゃん』 株式会社マンバ〈マンバ〉、全3巻[3]
- 第1巻 (2021年9月20日発売)
- 第2巻 (2021年9月20日発売)
- 第3巻 (2021年9月20日発売)
外部リンク
編集出典
編集- ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉下巻303ページ
- ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』 エンターブレイン〈ビームコミックス〉下巻101ページ
- ^ 『利平さんとこのおばあちゃん』法月理栄|特設サイト - マンバ
- ^ 法月理栄『利平さんとこのおばあちゃん』株式会社マンバ、2021年9月、202頁頁。
- ^ 利平さんとこのおばあちゃん 第3巻 (マンバ) Kindle版