凌煙閣二十四功臣
凌煙閣二十四功臣(りょうえんかくにじゅうよんこうしん)は、唐の中国統一に貢献してきた功臣24名を指す。貞観17年(643年)2月28日に太宗が西京宮城東北の凌煙閣に、画家である閻立本に功臣の絵を描かせたのが由来となっている。この当時存命であったのは、長孫無忌・房玄齢・高士廉・尉遅恭・李靖・蕭瑀・劉弘基・張亮・侯君集・程知節・唐倹・李勣の面々である(『旧唐書』巻65・長孫無忌伝、『唐会要』巻45・功臣より)。
序列
編集- 司徒・趙国公 長孫無忌
- 故司空・揚州都督・河間元王 李孝恭
- 故司空・萊成公 杜如晦
- 故司空・相州都督・太子太師・鄭文貞公 魏徴
- 司空・梁国公 房玄齢
- 開府儀同三司・尚書右僕射・申文献公 高士廉
- 開府儀同三司・鄂忠武公 尉遅恭
- 特進・衛景武公 李靖
- 特進・宋貞褊公 蕭瑀
- 故輔国大将軍・揚州都督・褒忠壮公 段志玄
- 輔国大将軍・夔襄公 劉弘基
- 故尚書右僕射・蔣忠公 屈突通
- 故陝東道行台右僕射・鄖節公 殷開山
- 故荊州都督・譙襄公 柴紹
- 故荊州都督・邳襄公 長孫順徳
- 洛州都督・鄖国公 張亮
- 光禄大夫・吏部尚書・陳国公 侯君集
- 故左驍衛大将軍・郯襄公 張公謹
- 左領軍大将軍・盧襄公 程知節
- 故礼部尚書・永興文懿公 虞世南
- 故戸部尚書・渝襄公 劉政会
- 光禄大夫・戸部尚書・莒襄公 唐倹
- 兵部尚書・英国公 李勣
- 故徐州都督・胡壮公 秦叔宝