円谷昌弘
日本の映画監督、プロデューサー
円谷 昌弘(つぶらや まさひろ、1958年 - 2019年10月27日[1])は、円谷プロダクション 第5代目社長で、監督、プロデューサー。圓谷昌弘とクレジットされる作品もある[2]。
人物
編集1958年、円谷一の長男として生まれる。祖父は円谷英二で、円谷英明(円谷プロダクション第6代目社長)、俳優の円谷浩は弟、円谷一美は妹、円谷一夫(円谷プロダクション第4代目社長、元・円谷プロダクション名誉会長)は従弟、元・歌手の円谷優子は従妹にあたる。
→「円谷英二 § 親族」も参照
1990年の『ウルトラマンM715』にてウルトラシリーズ初参加。『甦れ!ウルトラマン』『ムーンスパイラル』では監督を務める。
セクハラ疑惑
編集2003年、円谷プロ 第5代目社長に就任したが、同プロの女性社員からセクハラで民事訴訟を起こされる[3]。裁判後は社長から重役に降格して同プロに在籍を続けるが、翌年になってから退社。
その後『円谷英二の言葉』(文春文庫)の鼎談にて、数年振りに表舞台に姿を見せる。
参加作品
編集- ウルトラシリーズ
- ウルトラマンM715(担当)
- 平成ウルトラセブン(プロデュース)
- ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦
- ウルトラセブン 地球星人の大地
- ウルトラセブン誕生30周年記念3部作
- ウルトラセブン1999最終章6部作
- ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作
- 甦れ!ウルトラマン(監督)
- ウルトラマンティガ(監督補)
- ウルトラマンナイス(プロデューサー)※ ザゴン星人の声も担当
- ウルトラQ dark fantasy(企画)
- ウルトラマンネクサス(製作統括)
- ムーンスパイラル(企画・プロデューサー、監督)
- オタスケガール(プロデューサー)
脚注
編集- ^ “円谷昌弘さん死去”. 朝日新聞社. (2019年10月30日) 2019年10月30日閲覧。
- ^ 「ウルトラ博物館」(小学館、2004年)ほか。
- ^ 円谷プロ前社長に170万円支払い命令、セクハラ裁判 (PDF)