円照寺 (東京都北区)
圓照寺(えんしょうじ)は、東京都北区にある真宗大谷派の寺院。
圓照寺 | |
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所在地 | 東京都北区志茂1-28-4 |
山号 | 恵日山 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 鎌倉時代前期 |
開山 | 宗信 |
法人番号 | 5011505000149 |
歴史
編集鎌倉時代前期、宗信によって開山された。宗信は俗名「小野沢宗勝」といい、源義仲の家臣であった。義仲の敗退後、宗勝は出家した。後に親鸞に弟子入りし、浄土真宗に改宗して「宗信」を名乗った。そして、親鸞から授かった阿弥陀仏を安置する寺を創建した。これが当寺の起源である[1]。
元々は信濃国高井郡須坂(現・長野県須坂市)に位置していたが、1917年(大正6年)、当寺第24世住職得隆が上京、浅草本願寺(現・東本願寺派本山東本願寺)で活動する傍ら、当寺の移転を志し、1937年(昭和12年)に現在地に移転した[1][2]。
移転当初は「王子太子堂」と呼ばれていた。看板も「太子堂」と書かれており、志茂地区の公民館代替施設として重宝されたという[1][2]。
所蔵仏像
編集以下の仏像を所蔵している[2]。
交通アクセス
編集- 志茂駅より徒歩4分。
出典
編集参考文献
編集- 北区史編纂調査会 編『北区史 民俗編2』東京都北区、1994年
- 東京都北区教育委員会 編『北区の仏像(東京都北区仏像彫刻調査報告書 文化財研究紀要別冊第13集)』東京都北区教育委員会、1999年