内田篤呉
内田 篤呉(うちだ とくご、1952年 - )は、日本の美術史家。MOA美術館・箱根美術館館長。
1952年東京都生まれ。東京都立小山台高等学校、慶應義塾大学商学部卒業。専門は日本工芸史。2007年「光悦光琳蒔絵の特質とその系譜」で慶應義塾大学より博士(美学)の学位を取得。九州大学客員教授及び東京藝術大学、武蔵野美術大学、お茶の水女子大学大学院、慶應義塾大学、沖縄県立芸術大学の非常勤講師を務める。公益社団法人日本工芸会常任理事、文部科学省文化審議会、世界文化遺産・無形文化遺産委員、静岡県文化審議会委員、経済産業省産業構造審議会などの各種委員を歴任。
著書
編集- 『近代日本の漆工芸』京都書院 1985
- 『塗物茶器の研究 茶桶・薬器・棗』淡交社 2003
- 『硯箱の美 蒔絵の精華』淡交社 2006 茶道文化学奨励賞
- 『光琳蒔絵の研究』中央公論美術出版 2011 平成23年度科学研究費補助金研究成果公開促進費(学術図書)
- 『信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻+杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ』編著 東京美術 2018