共和商会
株式会社共和商会は、名古屋市中村区にかつて存在した楽器卸・代理店。2011年5月6日、経営破綻。負債額は約8億5000万円[1]。2011年5月9日をもって全業務を終了した。
本社所在地 |
日本 名古屋市中村区名駅南1-20-31 |
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設立 | 1950(昭和25)年1月 |
事業内容 | ギター等の和洋楽器・付属品卸業 |
代表者 | 桜井鋼治 |
資本金 | 4,500万円 |
従業員数 | 29人 |
特記事項:2011年5月をもって事業停止 |
業務終了時の取扱いブランド
編集自社ブランド
編集- Caparison
- 日本産エレクトリック・ギター。ジャクソン・シャーベルの系譜に連なるヘヴィメタル・ギター。以後も存続。
- Chatting Bird
- 海外生産の廉価なエレクトリック・ギターおよびアンプのブランド。Chatting Bird by Caparison等の表記もあり。
- Disney Guitars
- 子供向け楽器。ウォルト・ディズニー・ジャパン社によるライセンス。Chatting Birdと同じ製造元。
- JUNO
- 入門者向けのフェンダーやギブソンの安価なコピー。
- W.Carter
- カリフォルニアのギター製作者ウィーリー・カーター監修のアコースティックギター。日本産。
- Roy's Gear
- 日本人ギタリスト・ロイ上村がプロデュースするブランド。セミアコースティックギター中心。
- Cooder by Takamine
- 共和商会による廉価版アコースティック。高峰Tシリーズは高峰の企画によるもの。
- Argus
- 1980年代よりこのブランドでギター本体も発売[2]したが、後に廉価なギターパーツ、ピックアップ(EMG社コピー品等)のみのブランドとなった[3]。
- ARION
- 廉価なギター・エフェクター。存続。
- SNARK
- ギター・チューナー。存続。
海外ブランド (代理店業務)
編集- Danelectro
- Parker
- Randall (アンプ)
- Dean Markley (ギター弦)
- Get'm Get'm (ギターストラップ)
かつての取扱ブランド
編集自社ブランド
編集- Fresher[4]
- フェンダー社ギターのコピー品、1973年から1980年代。ブランドスタートから1979年頃までは松本楽器製造組合[5]、1979年からは中信楽器製造による生産となった。
- Gallan[6]
- ギブソン社ギターのコピー品、1973年より。当初はこのようにF始まり、G始まりでブランドを分けていたが、後に全てFresherに統合。
- CAMEL
- Fresherの上位ブランド。1970年代のごく短い期間販売されていた。
- Gilbert[7]
- アコースティックギターのブランド。スガノ楽器製。1970年代に販売されていた。
- Piggy
- ギターアンプやチューナーなどの機材で使われていたブランド。アンプはプリンス通信工業で生産されていた。
海外ブランド
編集- Jackson/Charvel (1995年まで)
- B.C. Rich (1990年代から2000年代)
- Laney
- Finger Ease
- Londoner
脚注
編集- ^ http://n-seikei.jp/2011/05/post-5976.html
- ^ 『History of Electric Guitars』 プレイヤー・コーポレーション1985年、p.166
- ^ 『ギターパーツ&アクセサリー総合カタログ 2011』 ミュージックトレード、p.26 ISBN 4943878768
- ^ 『History of Electric Guitars』 p.188
- ^ 松本GUITARS(ガラクタギター博物館)
- ^ 『History of Electric Guitars』 p.190
- ^ Gilbert