六ホウ化バリウム
六ホウ化バリウム(Barium hexaboride)は、高融点高硬度の物質である[1]。750℃以上で、ホウ素結晶をバリウム蒸気に通すことで得られる。
六ホウ化バリウム | |
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Barium boride | |
別称 Barium hexaboride | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 12046-08-1 |
PubChem | 6336903 |
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特性 | |
化学式 | BaB6 |
モル質量 | 202.193 g/mol |
外観 | 黒色立方体 |
密度 | 4.36 g/cm3 |
融点 |
2270 °C, 2543 K, 4118 °F |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
- Ba + 6B → BaB
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また、塩化バリウムとホウ素を二段階で反応させることで得られる。第一段階では900℃で30分間、第二段階では1500℃で60分間反応させる。
利用
編集出典
編集- ^ Massidda, S.; Monnier, R.; Stoll, E. (October 2000). “Electronic structure of barium hexaboride” (英語). The European Physical Journal B 17 (4): 645–649. Bibcode: 2000EPJB...17..645M. doi:10.1007/s100510070103. ISSN 1434-6028 .