八雲町漁業協同組合
八雲町漁業協同組合(やくもちょうぎょぎょうきょうどうくみあい,英: yakumo town fishery cooperative)は、北海道二海郡八雲町にある漁業協同組合。略称は「八雲町漁協」(やくもちょうぎょきょう)。信用事業・共済事業・経済事業・購買事業・販売事業、組織指導、監査、広報活動を行っている。
八雲町漁業協同組合 Yakumo Town Fishery Cooperative | |
---|---|
所在地 | |
国 | 日本 |
郵便番号 | 〒049-3104 |
所在地 |
北海道二海郡八雲町内浦町155-3 北緯42度15分8.60秒 東経140度17分9.80秒 / 北緯42.2523889度 東経140.2860556度座標: 北緯42度15分8.60秒 東経140度17分9.80秒 / 北緯42.2523889度 東経140.2860556度 |
電話番号 | 0137-62-3101 |
詳細 | |
法人番号 | 6440005001571 |
代表理事組合長 | 山縣 光徳 |
店舗数 | 1 |
設立日 | 1962年8月1日 |
組合員数 |
正組合員218名 准組合員2名 (令和元年度末) |
活動地域 | 北海道二海郡八雲町[注釈 1] |
JFマリンバンク | |
所在地 | 北海道二海郡八雲町内浦町155-3 |
店舗名 | 本所 |
金融機関コード | 9450 |
店番号 | 385 |
店舗内CD・ATM設置台数 | 1 |
店舗外CD・ATM設置台数 | 0 |
外部リンク | https://www.jfmbk.jp/ib/jftop.asp?JFCD=9450385 |
Template:漁業協同組合 |
沿革
編集- 1962年(昭和37年)8月1日 山越内漁業組合と八雲漁業協同組合が合併し、『八雲町漁業協同組合』を発足。
- 1963年(昭和38年)組合整備促進法の指定。貯水庫完成祝賀会を開催。
- 1965年(昭和40年)スケソウ刺網部会を結成。高潮による甚大な被害。
- 1966年(昭和41年)動力船部会を結成。
- 1967年(昭和42年)組合事務所・荷捌所を内浦町へ新築し、落成式を開催。養殖部会を結成。
- 1968年(昭和43年)漁業用無線局を開局。(1W)
- 1969年(昭和44年)のり養殖センター操業開始。優良水産業協同組合として知事が表彰。
- 1971年(昭和46年)北海道水難救済会八雲救難所を設立。海難防止のため方向探知機を無線局に導入。
- 1972年(昭和47年)漁業用無線機(1W)を追加導入し、安全操業体制の確立を図る。(町単事業)
- 1974年(昭和49年)ホタテ養殖専門部会を設立。
- 1977年(昭和52年)第1号「くみあいだより」を発行。
- 1978年(昭和53年)ホタテ貝の貝毒へい死が発生。
- 1979年(昭和54年)ホタテ貝毒による出荷停止。
- 1981年(昭和56年)燃料タンク(50㎘×2基)を設置。「新ホタテ貝養殖サイクル表」を制作し、発行。
- 1984年(昭和59年)黒岩・山崎漁港着工祝賀会を開催。共済事業の元受け制度を導入。
- 1986年(昭和61年)ユーラップさけ・ます ふ化場落成祝賀会を開催。水温の情報収集、伝達を行うため水温観測ブイ、ファクシミリ―を導入。
- 1987年(昭和62年)魚貝碑の入魂式を開催。秋サケまつりを開催。
- 1988年(昭和63年)噴火湾サケ・マス増殖事業協会を設立。山越漁港着工祝賀会の開催。燻製施設の設置。
- 1989年(平成元年)漁場管理船「やくも」が就航。
- 1990年(平成02年)「クリーンアップ海浜デー」を設け、全地区一斉に実施。第1回やくも”大漁”秋味まつりを開催。
- 1993年(平成05年)漁業用無線機(1W)を廃止し、マリーンホーンを開局。漁家経営改善のため家計簿を全漁家に配布。
- 1996年(平成08年)新上架施設を開業。(リフトクレーン式)
- 1998年(平成10年)新事務所落成。
- 2001年(平成13年)ホッキ貝漁業振興会を設立。市場計量施設落成。
- 2003年(平成15年)水産物産地供給センター落成。
- 2004年(平成16年)増資大綱の制定。
- 2006年(平成18年)組合創立45周年記念式典
- 2011年(平成23年)エビ籠漁初日海難事故により船主他2名行方不明。
- 2012年(平成24年)「浜との懇談会」を開始。
- 2013年(平成25年)1W漁業用無線施設を開局し、マリーンホーン施設を廃止。
- 2014年(平成26年)鮭節加工施設(6次化)の落成。漁業構造改革総合対策事業を開始。
- 2015年(平成27年)漁家経営支援総合対策基金(漁家経営増殖積立金)の制定。第1次中期経営計画の樹立。
- 2016年(平成28年)台風10号の影響によりホタテ養殖施設が大きな被害。(激甚災害指定)
- 2017年(平成29年)漁家経営支援総合対策基金の発動。第2次中期経営計画の樹立。ライフジャケットの全組合員無償配布。
- 2018年(平成30年)八雲町へホタテ貝斃死対策要請。漁港機能増進事業(漁港監視カメラ)設置。ホタテ貝施設強靭化事業を開始。山越方面資源づくり検討委員会を設置。
- 2019年(令和元年)夏場の稚貝斃死対策として八雲町・組合の補助によりオホーツクより購入。養殖コンブに着手。コンブ天然資源漁場造成(アルガリーフ)設置海域の調査実施。ナマコ資源増殖推進のため、種苗8万尾を購入し、放流。(平成28年度より実施)ホッキ貝資源増殖のため、14万3千個移植放流。水産流通基盤整備事業(将来的な八雲漁港施設整備の中長期計画)を開始。
主な水産物
編集事業内容
編集- 信用事業
- 共済事業
- 購買事業
- 販売事業
- 製氷冷凍冷蔵事業
- 加工事業
- 利用事業
- 自営事業
- 指導事業
トピックス・地域の活性化のための取り組み
編集- 春のふれあい運動【6月頃】 [2]
- この期間に漁協女性部員を中心に婦人月掛、定期、定積預金、年金等の獲得運動を推進している。
- 魚貝魂祭【8月頃】
- 漁業者として、毎日生計の糧として浜の恩に授かり、魚貝の恵みに感謝し、その魂を組合員、役職員にて供用し、海上安全と益々の恵みを祈るものである。
- 河畔林造成の森植樹祭【11月頃】
- 海の源である河川を守り、清流を生出すため、毎年組合員の自らの手で植樹を行っている。
- 全道漁協みな貯金運動【9月~10月頃】[3]
- 期間内に定期預金を預けた人を対象に抽選でプレゼントを配布。
- やくも大漁秋味まつり【10月~11月頃】[4]
- 漁協青年部、漁協女性部そして組合員全員参加のもと「大漁秋味まつり」と銘打って、一大イベントを展開している。
漁港
編集アクセス
編集脚注
編集注釈
編集- ^ これらの区域は除く。東野、落部、栄浜、入沢、熊石泉岳町、熊石折戸町、熊石相沼町、熊石館平町、熊石泊川町、熊石黒岩町熊石見日町、熊石鮎川町、熊石大谷町、熊石平町、熊石畳岩町、熊石根崎町、熊石雲石町、熊石鳴神町、熊石西浜町、熊石関内町
出典
編集- ^ a b c d “トレンドマップ八雲図鑑 農林水産業”. 八雲町役場 (2019年3月13日). 2020年12月13日閲覧。
- ^ “広報誌 マリンバンク2020年07月号”. 【北海道信漁連】/JFマリンバンク. pp. 7-11 (2020年6月26日). 2020年12月22日閲覧。
- ^ “広報誌 マリンバンク2020年10月号”. 【北海道信漁連】/JFマリンバンク. pp. 5-9 (2020年9月23日). 2020年12月22日閲覧。
- ^ “【ファイナル】八雲で旬の味を!第30回やくも大漁秋味まつり”. 観光情報ブログ. 八雲町役場 (2019年11月1日). 2020年12月13日閲覧。
関連項目
編集- 農林水産省
- 水産庁
- 農林中央金庫
- 全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)
- 全国共済水産業協同組合連合会
- JFマリンバンク(JF信漁連)
- 全国漁協オンラインセンター
- 農林漁業信用基金
- 漁業信用基金協会
- 漁業共済組合
- 日本漁船保険組合(漁船保険中央会と漁船保険組合が統合)
- 北海道漁業協同組合連合会
- 漁業協同組合連合会(JF漁連)
- 漁業協同組合
- 日本の漁業協同組合一覧#北海道
- 日本の漁港一覧#北海道
- 北海道八雲町