八田橋 (富山県)
八田橋(はったばし)は、富山県富山市の神通川水系いたち川に架かる富山市道綾田北代線[1]および富山地方鉄道富山港線の橋である。
八田橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 富山県富山市永楽町 - 富山県富山市牛島新町 |
交差物件 | いたち川(神通川水系) |
用途 | 道路橋・軌道橋 |
路線名 | 富山市道綾田北代線・富山地方鉄道富山港線 |
着工 | 2015年(平成27年)(現車道橋) |
竣工 | 2020年(令和2年)3月16日(現車道橋) |
構造諸元 | |
形式 | ポータルラーメン型プレビーム合成桁橋(現車道橋) |
全長 | 36.042 m |
最大支間長 | 33.971 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
橋名は神通八景の一つを詠んだ歌「釣する人の打つれて一本の松の嵐に晴行程、八田の晴嵐」に由来する[2]。
橋データ
編集沿革
編集- 1955年(昭和30年)3月 - 車道部分(橋長26.9m、幅員約19.5m[4])が架橋[3]。
- 1965年(昭和40年)3月 - 歩道部分(橋長26.9m、幅員約3m[4])が架橋[3]。
- 2006年(平成18年)3月 - 富山ライトレール富山港線(現・富山地方鉄道富山港線)を通すため、車道中央部を軌道線の橋として架け替え[5]。
- 2013年(平成25年)6月上旬 - 土木学会の「構造物の長寿命化技術に関する検討小委員会」に所属する橋の専門家9人による調査により、橋桁の中央部につなぎ目にひびが入っていることが判明(点検時に参考にした橋の図面につなぎ目の記載が無く、見落としを招いたとしている)[6]。
- 2015年(平成27年) - 架け替え工事に着手[1]。最初に車道を下流側に移し、上流側の架け替えを実施[7]。
- 2018年(平成30年)5月11日深夜 - 12日未明 - 下流側を通行する車線を上流側に切り替える[7]。
- 2020年(令和2年)
その他
編集当橋(上流側)の架け替え工事に携わった日本海建興は、2019年(令和元年)11月19日に富山土木センター管内優良土木工事コンクールで当工事にて最優秀賞を受賞している[8]。
脚注
編集- ^ a b c d e 「八田橋の通行制限 あす午後11時解除」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年2月28日、25面。
- ^ “~055 八田橋~”. 富山市ウオーキング協会 (平成11年). 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b c d 「とやまの橋 53 八田橋(富山市永楽町 - 牛島新町)」『北日本新聞』北日本新聞社、2016年5月16日、8面。
- ^ a b c d e “PBポータルラーメン 八田橋の設計・施工”. 川田工業. 2022年9月11日閲覧。
- ^ 「八田橋 架け替え 来年度着工 5年間で」『北日本新聞』北日本新聞社、2014年6月26日、2面。
- ^ 「橋点検 精度に不安 富山市 損傷見逃して波紋 職員の技術不足露呈」『北日本新聞』北日本新聞社、2013年8月17日、3面。
- ^ a b 「八田橋の通行車線 11日深夜切り替え 富山市上流側に」『北日本新聞』北日本新聞社、2018年5月3日、3面。
- ^ “「八田橋(上流側)架替工事」で優良工事表彰を受賞しました。”. 日本海建興 (2019年11月19日). 2022年9月13日閲覧。
- ^ 「永楽町にガラス地蔵 いたち川沿い 22日除幕」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年3月18日、22面。
- ^ 「ガラス地蔵お披露目 いたち川公園」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年3月23日、18面。