八津弘幸
日本の漫画原作者、脚本家 (1971-)
八津 弘幸(やつ ひろゆき、1971年9月1日 - )は日本の漫画原作者、脚本家。日本大学芸術学部卒業。sacca所属。
やつ ひろゆき 八津 弘幸 | |
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プロフィール | |
本名 | 谷津 弘幸[1] |
誕生日 | 1971年9月1日 |
出身地 | 日本・栃木県下都賀郡藤岡町(現・栃木市)[2][3] |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『半沢直樹』 『ルーズヴェルト・ゲーム』 『下町ロケット』 『陸王』 『家政夫のミタゾノ』 『おちょやん』 『VIVANT』 |
映画 |
『神さまの言うとおり』 『ラプラスの魔女』 |
受賞 | |
第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞 『下町ロケット』 第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞 『VIVANT』 |
経歴
編集栃木県出身。名前の「弘」の字は水戸藩校弘道館に因んで付けられた[1]。藤岡町立三鴨小学校、藤岡町立藤岡第一中学校[3]、佐野日本大学高等学校を経て、日本大学芸術学部を卒業[2]。
1995年、フジテレビジョンのアシスタントプロデューサーとして1999年まで契約し、1999年に脚本家デビュー。翌年、劇団方南組に参加し『勝負師伝説 哲也』でストーリー構成に関わる。漫画原作者としては2007年、小金丸大和に代わって『ハンマーセッション!』の原作を担当。
2013年、脚本を担当した『半沢直樹』が大ヒットする。2020年10月放送開始の連続テレビ小説『おちょやん』の脚本を担当。
受賞歴
編集- 第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞『下町ロケット』[5]
- 第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞『VIVANT』[6]
主な作品
編集テレビドラマ脚本
編集- H-code〜愛しき賞金稼ぎ〜(朝日放送、2007年1月 - 3月)
- RESCUE〜特別高度救助隊(TBS、2009年1月 - 3月、2・4・7話を担当)
- 魔女裁判(フジテレビ 2009年4月 - 7月、3・5・7・9話を担当)
- クロヒョウ 龍が如く新章(TBS、2010年10月 - 12月)
- Dr.伊良部一郎(テレビ朝日、2011年1月 - 3月、1・2・5・7・最終話を担当)
- 棘の街(TBS、2011年6月18日)
- ランナウェイ〜愛する君のために(TBS、2011年10月 - 12月、3・5・8話を担当)
- シュガーレス(日本テレビ、2012年10月 - 12月)
- 半沢直樹(TBS、2013年7月 - 9月)
- HAMU -公安警察の男-(フジテレビ、2014年1月)
- ルーズヴェルト・ゲーム(TBS、2014年4月 - 6月)
- 流星ワゴン(TBS、2015年1月 - 3月)
- 刑事7人(テレビ朝日)
- 第1シリーズ(2015年7月 - 9月、2・4話を担当)
- 第2シリーズ(2016年7月 - 9月、3話を担当)
- 下町ロケット(TBS、2015年10月 - 12月)
- 赤めだか(TBS、2015年12月)
- 家政夫のミタゾノ(テレビ朝日、2016年10月 - 12月)
- 水晶の鼓動 殺人分析班(WOWOW、2016年11月 - 12月)
- LEADERS リーダーズII(TBS、2017年3月26日)
- 小さな巨人(TBS、2017年4月 - 6月、脚本協力)
- ガタの国から(佐賀発地域ドラマ)(NHK-BS、2017年7月)
- 1942年のプレイボール(NHK、2017年8月)
- 陸王(TBS、2017年10月 - 12月)
- NHK正月時代劇 家康、江戸を建てる(NHK、2019年1月)
- ドラマ10 ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(NHK、2019年10月 - 12月)(※ 徳尾浩司、吉田真侑子との共同脚本)
- 連続テレビ小説 おちょやん(NHK、2020年11月 - 2021年5月)
- クロステイル 〜探偵教室〜(東海テレビ・フジテレビ、2022年4月 - 6月、原作・脚本)
- 特集ドラマ「アイドル」(NHK、2022年8月)[7]
- VIVANT(TBS、2023年7月 - 9月)(※ 李正美、宮本勇人、山本奈奈との共同脚本)
- GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜(日本テレビ、2024年7月 - 9月、企画・脚本)(※ 佐藤友治との共同脚本)[8]
- 豊臣兄弟!(NHK大河ドラマ、2026年1月 -〈予定〉)[4]
映画脚本
編集- イキガミ(2008年公開)
- 晴れのち晴れ、ときどき晴れ(2013年公開)
- 神さまの言うとおり(2014年公開)
- ラプラスの魔女(2018年公開)
- 赤羽骨子のボディガード(2024年公開)
漫画原作
編集- RODIN(漫画:佐藤マコト、『ヤングチャンピオン』連載)
- ハンマーセッション!(漫画:棚橋なもしろ、『週刊少年マガジン』連載)
- 義風堂々!! 疾風の軍師 -黒田官兵衛-(脚本を担当。原作:原哲夫/堀江信彦、作画:山田俊明、『月刊コミックゼノン』連載)
作詞
編集脚注
編集- ^ a b “子を信じ、抱きしめ支える 脚本家八津弘幸さんの両親(上) 【わたしの子育て】谷津昭博さん(92)、好美さん(72)|はぐくもっと”. 下野新聞 SOON. 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b “朝ドラ脚本家・八津さん 「がんばんべ」と台風被災者激励”. 東京新聞 TOKYO Web (2019年11月4日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b “藤岡第一中・藤岡第二中統合準備会だより第5号”. 藤岡第一中・藤岡第二中統合準備会 (2021年5月20日). 2022年4月18日閲覧。
- ^ a b “26年大河『豊臣兄弟!』 脚本・八津弘幸氏「いつかは大河を」 念願かなうも重圧で「押し潰されそう」”. ORICON NEWS (2024年3月12日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “第87回ドラマアカデミー賞”. webザテレビジョン. KADOKAWA. 2016年1月10日閲覧。
- ^ “第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. ザテレビジョンドラマアカデミー賞. KADOKAWA. 2023年11月24日閲覧。
- ^ "特集ドラマ「アイドル」放送決定のお知らせ". ドラマ情報. 日本放送協会. 17 June 2022. 2022年6月17日閲覧。
- ^ “小芝風花がドラマ「GO HOME」で主演、名もなき遺体を家族のもとに返す(コメントあり)”. 映画ナタリー (2023年4月30日). 2024年5月17日閲覧。
- ^ “藤岡第一中・藤岡第二中統合準備会だより第6号” (2022年3月18日). 2022年4月18日閲覧。
外部リンク
編集- 所属事務所 sacca(株)
- 株式会社 八扇子
- 八津弘幸 (@yatunes1) - X(旧Twitter)