八森スキー場(やつもりスキーじょう)は、昭和初期から1970年昭和45年)まで、日本宮城県宮城郡宮城町新川、現在の同県仙台市青葉区新川にあったスキー場である。かつては仙台市都心部にもっとも近いスキー場として賑わった。

八森スキー場
所在地 〒989-3434
宮城県仙台市青葉区新川
(当時)宮城県宮城郡宮城町新川
座標 北緯38度18分10秒 東経140度36分35秒 / 北緯38.30278度 東経140.60972度 / 38.30278; 140.60972座標: 北緯38度18分10秒 東経140度36分35秒 / 北緯38.30278度 東経140.60972度 / 38.30278; 140.60972
索道数 2本
地図
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概要

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1931年(昭和6年)に東北大学の学生が滑り始めたのが始まりという。それからスキーヤーが訪れるようになった場所に、1935年(昭和10年)または1937年(昭和12年)[1]栃木県今市伊藤菊一郎山小屋を建て、スキーを貸し出してスキー場とした。これを受け、奥羽山脈を貫通する区間が開通して仙山線が全通した1937年(昭和12年)11月10日、新設区間に八ツ森仮乗降場が設けられた。

後に地元の人が組織した観光協会が管理するようになり、延長250メートルリフト1基、200メートルのロープウェイ1基を備え、多いときには1日2、3千人が利用した[2]

脚注

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  1. ^ 『宮城町誌』本編(改訂版)708頁に昭和10年、836頁に昭和12年。
  2. ^ 『宮城町誌』本編(改訂版)836-838頁。

参考文献

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  • 仙台市「宮城町誌」改訂版編纂委員会『宮城町誌』本編(改訂版)、仙台市役所、1988年昭和63年)。初版は宮城町誌編纂委員会の編集で、宮城町役場より1969年昭和44年)発行。

関連項目

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