八幡社 (春日井市柏井町)
八幡社(はちまんしゃ)は、愛知県春日井市柏井町のかつての下街道沿いにある神社である。旧社格は村社[1]。
八幡社 | |
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所在地 | 愛知県春日井市柏井町2-31-1 |
位置 | 北緯35度14分8.14秒 東経136度57分34.03秒 / 北緯35.2355944度 東経136.9594528度座標: 北緯35度14分8.14秒 東経136度57分34.03秒 / 北緯35.2355944度 東経136.9594528度 |
主祭神 | 品田別命(応神天皇)・大帯日子淤斯呂和気天皇(景行天皇)・建速須佐之男命[1] |
社格等 | 村社[1] |
地図 |
祭神
編集祭礼
編集境内
編集総面積は大正時代には4,869坪(16,096㎡)あったとされる[3]が、由緒碑によれば、2019年7月28日 現在、15,840㎡である。
境内には春日野部屋宿舎があり、毎年大相撲名古屋場所(7月場所)に向けて境内に練習所(土俵)が設営される。本場所に向け、早朝から稽古が行われ、後援会や見学者で賑わう[4]。
境内の南端の愛知県道508号内津勝川線沿いには、高さ5mの日清・日露戦役忠魂碑がある[5]。
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神殿
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神殿のしめ縄の上にある松と鳥の彫刻
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狛犬
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古札殿
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日清・日露戦役忠魂碑
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授与所
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春日野部屋稽古場
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鐘
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定
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春日野部屋の朝稽古
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春日野部屋の幟
境内社
編集境内末社として、同社境内の由緒碑によれば天神社・秋葉社・津島社の3社が鎮座するとされるが、1986年(昭和61年)発行の『春日井市史』にはこの他に、戸隠社・堅窂地社・金山彦社・杉本社・多度社があると記載されている[6][注釈 1]。
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右:天神社、左:秋葉社・津島社
宝物
編集由緒
編集古くは 下篠本郷に鎮座し、柏井の荘下条村、上条村、松河戸村、中切村、四つの土地を守護するために祀られた総鎮守であった[1] 。縁記書によると、寛文11年(1671年)にこの地に遷座した。翌寛文12年(1672年)には、領主の尾張藩家老の竹腰山城守から年貢・使役の境内免除を認められている[5]。元禄十二年(1699年)の棟札には、各村からの寄付により新たに再建されたとある[6]。明治40年(1907年)10月26日に神饌幣帛料供進社になる[1] 。大正3年(1914年)には、字前田(元徳農地区)八十八番鎮座、元村社八幡社(祭神誉田別命)と字北(同地区)四十七番の第一鎮座、元村社神明社(祭神天照大神)を合祀した[1][6]。この神明社は、享保十二年(1727年)に八田与吉が開発した八田与吉新田(後の柏井村)に与吉が遷座再建したとされる[6][9]。
所在地
編集- 愛知県春日井市柏井町2-31-1
交通アクセス
編集近隣
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
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- 八幡社