全野女王(またのじょおう/またののおおきみ、生年不明 - 天長8年11月10日(831年12月17日))は、奈良時代から平安時代にかけての皇族。系譜は未詳。位階は正四位下。
桓武朝の延暦9年(790年)11月、八上女王とともに従四位下を授けられる。選叙令によると无位から従四位下叙位は親王の子の扱いである[1]。翌10年(791年)9月には「孫王の例に預る」として、正式に皇孫扱いとなった[2]。
『六国史』による
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