全日本学生囲碁王座戦
日本の囲碁の棋戦
全日本学生囲碁王座戦(ぜんにほんがくせいいごおうざせん)は、囲碁の学生日本一を決める大会。2002年より開催。
全日本学生囲碁王座戦 | |
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アマチュア棋戦 | |
概要 | |
主催 | 日本経済新聞社、株式会社パンダネット、全日本学生囲碁連盟 |
後援 | 公益財団法人日本棋院 |
持ち時間 | 1時間 |
秒読み | 使い切ったら一手30秒 |
創設年 | 2002 |
記録 | |
現学生王座 | 川口飛翔(第21期) |
第5回からは、優勝者は王座戦優勝者と記念対局を行う。
出場者は、第1-7回は、北海道、東北、関東、北信越、中部、関西、中国四国、九州の8ブロックの代表13名と、学生本因坊戦、学生十傑戦、女子学生本因坊戦の優勝者の計16名。
第8回以降は、64名によるインターネット予選を勝抜いた16名によるトーナメント戦。
第17回以降は、各地区予選通過者と、学生本因坊、学生十傑戦優勝者、学生最強位、女子学生代表の計32名でネット対局を行い、16名を選出。本戦リアル対局のトーナメント戦を行う。
優勝者並びに優勝者の異性の最上位者は、世界学生囲碁王座戦に出場権を得る。
第20回までの優勝者の在籍大学はのべで、早稲田大学4回、立命館大学3回、専修大学3回、慶應義塾大学2回、中央大学2回、東京大学1回、東京理科大学1回、同志社大学1回、大阪大学1回、東洋大学1回
過去の優勝者と決勝戦、女子代表選手
編集左が優勝者。
- 1. 2002年 阿佐巧(早稲田大学) - 長尾健太郎(東京大学)、石井茜(日本大学)
- 2. 2003年 滝澤雄太(早稲田大学) - 大沢伸一郎(東北大学)、井澤秋乃(立命館大学)
- 3. 2004年 田中康収(東京大学) - 吉成知晃(慶應義塾大学)、高倉梢(中央大学)
- 4. 2005年 江村棋弘(同志社大学) - 武田淳(立命館大学)、横川幸子(立命館大学)
- 5. 2006年 村上深(中央大学) - 武田淳(立命館大学)、王景怡(法政大学)
- 6. 2007年 村上深(中央大学) - 糸山剛志(早稲田大学)、尹善渶(慶應義塾大学)
- 7. 2008年 高津昌昭(立命館大学) - 山田紘平(立命館大学)、関根礼子(大正大学)
- 8. 2009年 山本拓徳(慶應義塾大学) - 谷口洋平(早稲田大学)、関根礼子(大正大学)
- 9. 2010年 谷口洋平(早稲田大学) - 山本拓徳(慶應義塾大学)、関根礼子(大正大学)
- 10. 2011年 田中伸幸(立命館大学) - 加畑陽一(早稲田大学)、堀本範子(立命館大学)
- 11. 2012年 柳田朋哉(立命館大学) - 山崎慎一郎(早稲田大学)、呉理沙(立命館大学)
- 12. 2013年 闇雲翼(大阪大学) - 岡田量(早稲田大学)、呉理沙(立命館大学)
- 13. 2014年 丹羽隼也(慶應義塾大学) - 劉順宇(山梨学院大学)、塚田花梨(立命館大学)
- 14. 2015年 大関稔(専修大学) - 横塚元輝(東海大学)、木本 有香(放送大学)
- 15. 2016年 大関稔(専修大学) - 平野翔大(立命館大学)、藤原彰子(早稲田大学)
- 16. 2017年 豊田裕仁(東洋大学) - 坂倉健太(慶應義塾大学)、藤原彰子(早稲田大学)
- 17. 2018年 大関稔(専修大学) - 栗田佳樹(東京理科大学)、竹野麻菜美(立命館大学)
- 18. 2019年 石田太郎(早稲田大学) - 松原仁(東京電機大学)
- 19. 2020年 新型コロナウイルス感染症の流行により中止
- 20. 2021年 栗田佳樹(東京理科大学) - 水精次元(立命館大学)
- 21. 2022年 川口飛翔(東京大学) - 笠原悠暉(大阪市立大学)
- 22. 2023年 川口飛翔(東京大学) - 北芝礼(名古屋大)
参考文献
編集- 『囲碁年鑑』日本棋院 2003-2017年