全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会

全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会(ぜんこく6にんせい―そうごうだんじょゆうしょうたいかい)は、2010年度より開始した日本のバレーボール大会である。

全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会
開始年 2010年度
主催 日本バレーボール協会
チーム数 男子:
女子:チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 男子:VC長野トライデンツ
女子:ブレス浜松
公式サイト
日本バレーボール協会
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概略

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2010年にそれまで30年続いた旧地域リーグ(6人制バレーボール選抜男女リーグ)と42回行われた全日本6人制バレーボール実業団男女優勝大会を統合した大会として創設された。日本バレーボール協会主催、日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)後援により行われる。旧地域リーグでは社会人(実業団・クラブチーム)のみであったが、新大会は大学も出場可となった。

大会方式

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まず、4月から12月にかけてブロックごとで3~12チームによる「地域リーグ」を行い、それらの成績上位チームがブロック推薦として年明けの「(東西)決勝リーグ」に進出。

男子は東西ごとに、女子は全国一律で6~8チームによる1回戦総当り方式のリーグ戦を行う。男子はそれらを勝ち抜いた4チームによる「グランドチャンピオンマッチ」をワンデイトーナメントで行い優勝を決める。2012年3月、第2回大会において、富士通グループ長野が初のグランドチャンピオンに輝いた。

なお、地域リーグ・決勝リーグとも原則として参加チームのホームコートで実施。地域リーグ・決勝リーグは3セットマッチ、グランドチャンピオンマッチは5セットマッチとする。ただし当面は女子のグランドチャンピオンマッチは行わないため、リーグ戦終了時の1位チームが優勝となる。

Vリーグ準加盟チームが上位に入ればチャレンジリーグII(2015/16シーズンより開始される3部相当のリーグ。それまでは1部制=Vリーグの2部相当)昇格の権利が得られる。

歴代優勝チーム

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男女の歴代優勝チームを下の表に示す。

東西決勝リーグ、決勝リーグ以降は、例年1月-3月に開催されるため、開催される年(西暦)は基本的に年度数に1を加えた年である。例えば、2011年度は2012年1月-3月に開催された。

年度 男子 女子
東部決勝リーグ 西部決勝リーグ グランドチャンピオン
マッチ
決勝リーグ
1 2010年 三菱東京UFJ銀行 クボタ (中止)[1] JAぎふ
2 2011年 富士通グループ長野 東洋アルミFour Seasons 富士通グループ長野[2] JAぎふ
3 2012年 アザレア[1] クボタ[2] アザレア ブレス静岡[3]
4 2013年 アザレア[4] クボタ[5] アザレア[6] 三菱東京UFJ銀行[7]
5 2014年 VC長野トライデンツ[8] クボタ[9] VC長野トライデンツ ブレス浜松[10]
6 2015年 東京海上日動 クボタ 三菱東京UFJ銀行[11] 三菱東京UFJ銀行[12]
7 2016年 東京海上日動 クボタ アイ・ディー・エフ CLUB EHME
8 2017年 東京海上 クボタ クボタ ヴィクトリーナ姫路
9 2018年 アイシン精機 クボタ クボタ 山梨中央銀行
10 2019年 JUWA クボタ (中止)[3] 山梨中央銀行
年度 男子 女子
東部決勝リーグ 西部決勝リーグ グランドチャンピオン
マッチ
東部決勝リーグ 西部決勝リーグ グランドチャンピオン
マッチ
11 2020年 (中止) (中止) (中止) (中止) (中止) (中止)
12 2021年 (中止) (中止) (中止) アルテミス北海道 KANOA福岡 (中止)

脚注

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  1. ^ 東日本大震災の影響により開催中止
  2. ^ 日本バレーボール協会. “グラウンドチャンピオンマッチ結果報告書”. 2012年3月21日閲覧。
  3. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止

関連項目

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外部リンク

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