フォトニックネットワーク
(全光ネットワークから転送)
フォトニックネットワーク(photonic network)とは、すべての転送機能を光領域で処理するネットワーク[要曖昧さ回避]である。全光ネットワークとも言う。
概要
編集多重分離機能、スイッチング機能、ルーティング機能(光ルーター)を含めた、すべてのネットワーク転送機能を光領域で処理する。フォトニックネットワークにおいては、電気領域制御を行うことなくデータ通信を行うことができるため、エレクトロニクスデバイスの速度限界を越える高速なネットワークを構築することが可能となる。
技術
編集- 光多重
- 経路選択
- OXC (Optical cross Connect)
- PXC (Photonic cross Connect)
- OADM (Optical Add Drop Multiplexer)
- ROADM (Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer)
光スイッチング方式
編集データのスイッチング方式は現在利用されているものから、現在研究段階のものまで様々なものがある。
制御技術
編集- ルーティングプロトコルやシグナリングプロトコル
主な研究機関
編集国内大学
関連項目
編集- 光ルーター
- 光コンピューティング
- 光増幅器
- Photonic Internet Lab.
- 永久寿夫
- 光通信
- 多重化
- Innovative Optical and Wireless Network(IOWN) - NTTグループが2019年に発表した、次世代ネットワーク・情報処理基盤の構想。ネットワークから端末まで全ての情報処理に光ベースの技術を導入する「オールフォトニクス・ネットワーク」が主要構成要素として含まれる。