入江崎駅
入江崎駅(いりえざきえき)または入江崎停留所(いりえざきていりゅうじょ)は、神奈川県川崎市川崎区塩浜三丁目にあった川崎市電の停留所。
入江崎駅 | |
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いりえざき | |
◄塩浜 (1.1 km) (1.2 km) 桜本► | |
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区塩浜3丁目 |
所属事業者 | 京浜急行電鉄 |
所属路線 | 大師線 |
キロ程 | 6.8 km(京浜川崎起点) |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)10月1日 |
廃止年月日 | 1952年(昭和27年)1月1日* |
備考 | * 塩浜 - 桜本間の川崎市電への譲渡日 |
入江崎停留所 | |
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いりえざき | |
◄池上中門 (- km) (0.5 km) 塩留橋► | |
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区塩浜3丁目 |
所属事業者 | 川崎市交通局 |
所属路線 | 川崎市電 |
キロ程 | 5.9 km(市電川崎起点) |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)3月16日* |
廃止年月日 | 1967年(昭和42年)8月1日** |
備考 |
* 京急大師線への川崎市電乗り入れ開始日 |
当初は京急大師線の鉄道駅として開業したが、1952年に当駅を含む塩浜駅 - 桜本駅間が京急から川崎市電に譲渡され、以降は市電の停留所として営業した。
歴史
編集- 1944年(昭和19年)10月1日 - 東京急行電鉄(大東急)産業道路駅(現:大師橋駅) - 当駅間開通に伴い開業。
- 1945年(昭和20年)1月7日 - 当駅 - 桜本駅間延伸に伴い途中駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 大東急解体に伴い、京浜急行電鉄(京急)の駅となる。
- 1951年(昭和26年)3月16日 - 京急の塩浜駅 - 桜本駅間に川崎市電が乗り入れ開始。
- 1952年(昭和27年)1月1日 - 京急が塩浜駅 - 桜本駅間を川崎市交通局へ譲渡、川崎市電の停留所となる。
- 1964年(昭和39年)3月25日 - 川崎市電の池上新田停留所 - 塩浜停留所間休止に伴い停留所休止。
- 1967年(昭和42年)8月1日 - 川崎市電池上新田停留所 - 塩浜停留所間廃線に伴い廃駅。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線の駅。構内は三線軌条となっている。1954年以前は上り線(市電川崎方面)のみが三線軌条であり、交換設備の有効長も41m(京急車両2両分)であった。その後、1954の貨物列車の昼間運用開始に伴い、貨物列車がここで列車交換できるように2線とも三線軌条となり、有効長も230mに延長された[1]。
← 市電川崎方面 |
→ 塩浜方面 |
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凡例 出典:[1] 青色:川崎市電、灰色:国鉄貨物線 |
駅周辺
編集- 入江崎総合スラッジセンター
- 入江崎余熱プール
- 川崎ゴルフセンター
- 大同特殊鋼川崎工場
隣の駅
編集- 川崎市交通局(休止時点)
- 川崎市電
- 池上中門停留所 - 入江崎停留所 - 塩留橋停留所
関連項目
編集外部リンク
編集- ^ a b 関田克孝、宮田道一『世田谷と川崎の路面電車』ネコ・パブリッシング、2023年、83頁。ISBN 978-4-7770-5531-9。