元気ですか!! 大晦日!! 2011

FIGHT FOR JAPAN 元気ですか!! 大晦日!! 2011(ファイト・フォー・ジャパン げんきですか おおみそか 2011)は、日本総合格闘技イベント「DREAM」の大会の一つ。2011年12月31日埼玉県さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催された。

元気ですか!! 大晦日!! 2011
イベント詳細
シリーズ DREAM[1]
主催 元気ですか!! 大晦日!! 2011実行委員会
開催年月日 2011年12月31日
開催地 日本の旗 日本
埼玉県さいたま市
会場 さいたまスーパーアリーナ
開始時刻 午後3時
試合数 全17試合
放送局 スカチャン
FIGHTING TV サムライ
ニコニコ生放送
入場者数 24,606人
イベント時系列
DREAM.17 元気ですか!! 大晦日!! 2011 DREAM.18 & GLORY 4 〜大晦日 SPECIAL 2012〜

大会概要

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FEGは2010年まで毎年大晦日に『Dynamite!! 〜勇気のチカラ〜』を主催してきたが、2010年末より表面化した選手へのファイトマネー未払い問題の影響から、2011年についてはDynamite!!の開催が事実上困難になった。このため、DREAMアントニオ猪木率いるイノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)の協力を得て開催することになった[2]。アントニオ猪木がゼネラルプロデューサーを務め、イベント名の「元気ですか!!」も猪木の決め台詞からつけられた。

会場(さいたまスーパーアリーナ)、特別協賛(フィールズ)など多くの点で従来のDynamite!!を引き継いでいる一方で、前年は1試合を提供するのみにとどまった(しかもボブ・サップの欠場により、実際には試合は行なわれなかった)IGFルールでの試合が4試合行なわれた。また、DREAM側のプロデューサーである笹原圭一も「今回の大晦日はFEGさんは一切絡んでおりません」と語っている[3]

テレビ放送・ストリーミング

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イベントを3部に分け、1部をFIGHTING TV サムライスカパー!e2はch803「サムライ2シリーズ」)での無料放送、2・3部をスカチャン(スカパー!HDはch190、スカパー!SDはch162、スカパー!e2はch800)でのPPV(3,150円)によりそれぞれ生中継された。

一方でヒョードルvs.石井戦の決定を受けて、Dynamite!!を中継してきたTBSが「ビートたけしの勝手にスポーツ国民栄誉SHOW2011」内にて同試合を中継することも検討されたものの[4][5]、最終的にTBSが中継を断念したため地上波での放送は行なわれなかった。

海外ではヒョードルの母国であるロシアの国営テレビ「ロシア2」でも中継が決まり、東南アジアからも申し出があった[6]

インターネット動画配信サービス「ニコニコ生放送」でも完全生中継が実施され、1・2部は無料、3部は有料(2,000円)で配信された[7]

試合結果

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第1試合 DREAMバンタム級世界トーナメント リザーブマッチ 5分2R
  ユサップ・サーデュラエフ vs.   所英男 ×
1R 0:42 TKO(レフェリーストップ:バスター)
第2試合 DREAMバンタム級世界トーナメント 準決勝 5分2R
  ビビアーノ・フェルナンデス vs.   ホドルフォ・マルケス・ディニス ×
2R終了 判定3-0
※フェルナンデスがトーナメント決勝進出。
第3試合 DREAMバンタム級世界トーナメント 準決勝 5分2R
  アントニオ・バヌエロス vs.   今成正和 ×
2R終了 判定2-1
※バヌエロスがトーナメント決勝進出。
第4試合 元気ですか!!キックボクシングルール 64kg契約ワンマッチ 3分3R(延長1R)
  野杁正明 vs.   園田顕悟 ×
3R終了 判定3-0
第5試合 元気ですか!!キックボクシングルール 64kg契約ワンマッチ 3分3R(延長1R)
  久保優太 vs.   ニルス・ヴィーランド ×
3R 1:12 KO(膝蹴り)
第6試合 DREAMウェルター級ワンマッチ 5分3R
  桜井"マッハ"速人 vs.   長南亮 ×
3R終了 判定3-0
第7試合 DREAMフェザー級ワンマッチ 5分3R
  川尻達也 vs.   宮田和幸 ×
2R 4:54 肩固め
第8試合 元気ですか!!女子総合ルール 52kg契約ワンマッチ 5分2R
  藤井惠 vs.   カルラ・ベニテス ×
1R 1:15 腕ひしぎ十字固め
第9試合 IGFルール 60分1R
  ジョシュ・バーネット vs.   鈴木秀樹 ×
第10試合 MIXルール ライト級ワンマッチ 1R3分、2R5分[8]
  菊野克紀 vs.   長島☆自演乙☆雄一郎 ×
2R 2:34 TKO(レフェリーストップ:バックマウントパンチ)
第11試合 DREAMバンタム級世界トーナメント 決勝戦 5分3R
  ビビアーノ・フェルナンデス vs.   アントニオ・バヌエロス ×
1R 1:11 TKO(レフェリーストップ:右フック→パウンド
※フェルナンデスがトーナメント優勝。
第12試合 IGFルール 60分1R
  ジェロム・レ・バンナ vs.   ティム・シルビア ×
第13試合 IGFルール 60分1R
  藤田和之 vs.   ピーター・アーツ ×
第14試合 IGF vs DREAM対抗戦 IGFルール 60分1R
柴田勝頼桜庭和志 vs. 澤田敦士鈴川真一 ×
第15試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ 5分5R
  高谷裕之 vs.   リオン武 ×
5R終了 判定3-0
※高谷が2度目の王座防衛に成功。
第16試合 DREAMライト級タイトルマッチ 5分5R
  青木真也 vs.   北岡悟 ×
5R終了 判定3-0
※青木が2度目の王座防衛に成功。
第17試合 DREAMヘビー級ワンマッチ 5分3R
  エメリヤーエンコ・ヒョードル vs.   石井慧 ×
1R 2:34 KO(スタンドパンチ連打)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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