元叟行端
元叟行端(げんそう ぎょうたん)は、宋末から元代に活動した臨済宗大慧派の禅僧である。大慧下5世。
元叟行端 | |
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宝祐3年2月16日 - 至正元年8月4日 (1255年3月25日 - 1341年9月15日) | |
尊称 | 慧文正辨禅師、佛日普照禅師 |
生地 | 台州臨海県 |
宗派 | 臨済宗大慧派 |
師 | 蔵叟善珍 |
弟子 |
古鼎祖銘、楚石梵琦、愚庵智及 性原慧明、天鏡元瀞、夢堂曇噩 復元福報、竹泉法林、帰庵祖闡 愚仲善如、我庵本無、仏初智滈 一庵道如、用堂子楩 |
生涯
編集宝祐3年(1255年)、台州臨海県にて儒家の家に生まれる。俗姓は何氏。杭州化城院で叔父の茂上人に就いて出家し、蔵叟善珍の法を嗣ぐ。大徳4年(1300年)、湖州翔鳳山資福禅寺の住持となり、大徳8年(1304年)に勅により中天竺万寿寺の住持を勤めて慧文正辨禅師の号を賜る。さらに霊隠景徳寺の住持となった際に佛日普照禅師の号を得た。至治2年(1322年)、径山興聖万寿寺の住持に就き、至正元年8月4日(1341年9月15日)に遷化した。
法嗣は古鼎祖銘、楚石梵琦ならびに愚庵智及ら14名を数えた。語録として慧文正辨佛日普照元叟端禅師語録が編まれている。
参考文献
編集- 禅学大辞典編纂所 編 『新版 禅学大辞典』p.226 1985年