倉方俊輔
日本の建築史家
倉方 俊輔 (くらかた しゅんすけ、1971年- )は日本の建築史家。大阪市立大学大学院工学研究科准教授。日本文化藝術財団専門委員・助成顕彰事業(創造する伝統賞)選考委員等を歴任。東京都生まれ。
経歴
編集早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学大学院博士前期課程修了。早稲田大学大学院博士課程満期退学。「伊東忠太の建築理念と設計活動に関する研究」[1]で博士(工学)を取得。西日本工業大学准教授などを経て2011年から現職。
- 編著
- 『吉祥寺ハモニカ横丁のつくり方』(彰国社)
- 『ドコノモン』(日経BP社)
- 『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)
など。
- 共著
- 『新装版 東京建築ガイドマップ』
- 『東京建築ガイドマップ?明治大正昭和』
- 『神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ』
- 『東京モダン建築さんぽ』、『東京レトロ建築さんぽ』(以上、エクスナレッジ)
- 『これからの建築士-職能を拡げる17の取り組み』(学芸出版社)
- 『生きた建築 大阪』『生きた建築 大阪2』(140B)
- 『大阪建築 みる・あるく・かたる』『東京建築 みる・あるく・かたる』(以上、京阪神エルマガジン社)
- 『建築家の読書術』[2]
- 『建築ジャーナル 特集 批評の在り処 2018年12月号(東日本版)』
- 『みんなの建築コンペ論』[3] (建築・都市レビュー叢書)
ほか。
- 監修・解説書
- 『余の漫画帖から―伊東忠太建築資料集』[4](写真集成 近代日本の建築、ゆまに書房)
- 『伊東忠太建築資料集:阿修羅帖』
- 建築公開イベント、立ち上げからのメンバーとしての活動
- 品川区「オープンしなけん」
- 日本建築設計学会
- 住宅遺産トラスト関西、
- Ginza Sony Park Project[5]
など。
- 大阪市生きた建築ミュージアム推進有識者会議委員。生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)実行委員会理事[6]
- 東京建築アクセスポイント理事[7]。
- 受賞歴
- 日本建築学会賞(業績)
- 日本建築学会教育賞
- 日本現代藝術奨励賞(第13回/2005年)
ほか。
脚注
編集- ^ 倉方, 俊輔 (2004). 伊東忠太の建築理念と設計活動に関する研究 .
- ^ “建築家の読書術 イベントレポート 著者=平田晃久、藤本壮介、中村拓志、吉村靖孝、中山英之、倉方俊輔 - TOTO出版 - BookshopTOTO”. jp.toto.com. 2020年2月9日閲覧。
- ^ みんなの建築コンペ論 新国立競技場問題をこえて
- ^ “写真集成近代日本の建築 13 復刻 余の漫画帖から 伊東忠太建築資料集 通販|セブンネットショッピング”. 7net.omni7.jp. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “倉方俊輔”. CINRA.NET. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “こどもツアー”. OPEN HOUSE OSAKA | 生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2019 | イケフェス大阪2019 (2019年9月25日). 2020年2月9日閲覧。
- ^ “東京建築アクセスポイント”. 東京建築アクセスポイント. 2020年2月9日閲覧。
外部リンク
編集- 倉方俊輔 (skurakata) - Facebook
- 倉方俊輔 (@kurakataa) - X(旧Twitter)
- 倉方俊輔 - researchmap
- 大阪公立大学 工学部 建築学科/工学研究科 都市系専攻 建築デザイン研究室
- 東京モダン建築散歩 ~銀座編~