修禅寺物語』(しゅぜんじものがたり)は、1955年に公開された中村登監督の日本映画。松竹三十五周年記念作品。文部省選定。

修禅寺物語
監督 中村登
脚本 八住利雄
原作 岡本綺堂修禅寺物語
製作 高村潔
出演者 高橋貞二
六代目 坂東簑助
淡島千景
岸恵子
草笛光子
音楽 黛敏郎
撮影 生方敏夫
編集 杉原よ志
製作会社 松竹松竹大船撮影所
配給 松竹
公開 日本の旗1955年7月12日
上映時間 102分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

岡本綺堂の『修禅寺物語[1]が原作。

あらすじ

編集

13世紀初頭。鎌倉幕府2代将軍源頼家の治世中、権力は実際には執権北条時政の手にあった。やがて時政は頼家を伊豆の片田舎、修禅寺に追放する。修禅寺の里には、桂と楓の2人の娘と一緒に、面作りの名人夜叉王が住んでいた。

ある日、頼家は若狭局の墓を訪ね、そこで若狭局と非常によく似た桂に出会い、桂と頼家は恋に落ちた。桂には、頼家が将軍職さえもあきらめ自由を切望しているのか理解できなかった。 頼家は夜叉王に面を作るよう命じた。しかし、夜叉王がいくら面を作り直しても、毎回死の特徴が現れた。

桂が頼家の妻になるためにやってきた夜、頼家は北条から送られた兵に襲われ、殺害された。頼家の母政子に、その死の特徴を持った面が贈られた。

キャスト

編集

スタッフ

編集

同時上映

編集

脚注

編集
  1. ^ 修禅寺物語 - コトバンク(小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)など)、2022年1月7日閲覧

外部リンク

編集