野麦峠スキー場

日本の長野県松本市にある公営スキー場

野麦峠スキー場(のむぎとうげスキーじょう)は、長野県松本市奈川にある市営のスキー場。条例での名称は「松本市野麦峠スキー場」である[1]指定管理者は株式会社岳都リゾート開発[2]

野麦峠スキー場
ゲレンデと西方にある鎌ヶ峰
所在地 〒390-1611
長野県松本市奈川1173番地1[1]
座標 北緯36度2分55秒 東経137度43分0秒 / 北緯36.04861度 東経137.71667度 / 36.04861; 137.71667座標: 北緯36度2分55秒 東経137度43分0秒 / 北緯36.04861度 東経137.71667度 / 36.04861; 137.71667
正式名称 松本市野麦峠スキー場
所有者 松本市
管理者 株式会社岳都リゾート開発
(2019年時点)
開業日 1981年
造設地形 小鉢盛山南西麓
標高 2,130 m - 1,400 m
標高差 730 m
最長滑走距離 4,000 m
最大傾斜 31
コース数 12本
コース面積 30 ha
索道数 4本
テレインパーク テーブルトップ
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
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リフト終点の最上部から望む乗鞍岳
スキー場の最上部から望む雲海に浮かぶ御嶽山

なお、名称に冠される野麦峠は当スキー場から西に約16キロメートル離れている。

沿革

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  • 1981年(昭和56年) - 奈川村営として開設。
  • 1987年(昭和62年)12月25日 - クワッドリフト「スカイライナー」開設[3]
  • 1992年(平成4年)12月27日 - 高速ペアリフト「スカイラビット」開設[3]
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 奈川村の編入合併に伴い、松本市営の松本市野麦峠スキー場となる[1]
  • 2008年(平成20年) - 松本市が経費削減を理由に指定管理者を公募。飲食業「王滝」(松本市)と総合建設「小石興業」(同)でつくる共同企業体「株式会社岳都リゾート開発」を指定管理者とした。

コース

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4基のリフトと12本のコースが設置されている。縦長のゲレンデ構成で全体的に難易度は高めとなっている。

  • エキスパート(上級、300m)
  • チャンピオン(中上級、1,000m)
  • チャンピオン2(中上級、700m)
  • ラビット(中上級、250m)
  • ユリワリ(中上級、500m、不整地の為コブになっている事が多い)
  • 樹海(初中級、1,200m)
  • 峰の原(中上級、450m)
  • パノラマ(中上級、750m)
  • 立て水の坂(中上級、450m、迂回路が有る)
  • ファミリー(初級、750m)
  • トレーニング(初中級、600m)
  • バンビ(初級、300m)

リフト

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野麦峠スキー場の索道一覧
名称 定員 路線長[3] 毎時輸送能力 備考
スカイライナー 4名 1579m 1600名 高速クワッドリフト
スカイラビット 2名 1064m 1200名 高速ペアリフト
第1ペアリフト 2名 640m 1200名  
第5ペアリフト 2名 300m 1200名  
  • ペアリフトの番号が2~4まで欠けていることからわかるように以前はこれに加え4基のリフトがあった(第2シングル、第3シングル、第4ペア、第6ペア)。スカイライナーができるまでは3本のリフトを乗り継いで上部ゲレンデに行っていた。

アクセス

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当スキー場に直接アクセスできる公共交通機関はない。

この他、営業期間中は松本駅から事前予約制の送迎バスが運行される。

脚注

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  1. ^ a b c 松本市. “松本市野麦峠スキー場条例”. 条例Webアーカイブデータベース. 2019年12月24日閲覧。
  2. ^ 松本市における指定管理者制度について
  3. ^ a b c 国土交通省鉄道局(監修)『令和元年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、2019年10月2日、414-415頁。 

関連項目

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外部リンク

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