信州昆虫資料館
長野県青木村の昆虫博物館
信州昆虫資料館(しんしゅうこんちゅうしりょうかん)は、長野県小県郡青木村にあるチョウを中心とした昆虫に関する標本や文献を集めた資料館・博物館である[1]。
信州昆虫資料館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 昆虫 |
事業主体 | 青木村 |
管理運営 | 青木村 |
所在地 |
〒386-1601 日本 長野県小県郡青木村田沢1875番地6 |
位置 | 北緯36度22分40.99秒 東経138度5分52.14秒 / 北緯36.3780528度 東経138.0978167度座標: 北緯36度22分40.99秒 東経138度5分52.14秒 / 北緯36.3780528度 東経138.0978167度 |
アクセス | 上信越自動車道上田菅平インターチェンジから車で45分、長野自動車道麻績インターチェンジから車で30分 |
外部リンク | 信州昆虫資料館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集2003年、青木村の診療所の所長だった医師・昆虫研究者の小川原辰雄が、元は農協関係の保養施設だった建物の活用策として、自身が10代より集めていた昆虫の標本や文献をこの建物で公開することを発案し、開館。小川原が館長を務めた。2016年から、「信州昆虫資料館設置条例」に基づき青木村が運営している[2][3]。12月から4月中旬にかけての冬季は閉館する[1]。
村移管の2016年の時点で、標本2万8000点余り、昆虫図書文献5000点を数える。日本や東南アジアなどの昆虫類の標本が多数あり、特にチョウは全国に生息するほぼ全種を展示している。自然豊かな青木村の中で、十観山の中腹の標高1000メートル付近の山林内に位置する。常設展や昆虫を題材にした芸術などの企画展のほか、夏の夜間昆虫観察会、春蚕の飼育、蚕繭を使った工作などのイベントを開いている。
脚注
編集- ^ a b “公益財団法人 八十二文化財団 信州の文化施設を探す 信州昆虫資料館”. 2022年11月8日閲覧。
- ^ 信州昆虫資料館設置条例
- ^ 「[1]」『信州昆虫資料館報』第14巻、信州昆虫資料館、2017年、4-5頁。