保富 康午(ほとみ こうご、1930年昭和5年〉3月2日 - 1984年〈昭和59年〉9月19日)は、日本作詞家和歌山県西牟婁郡すさみ町出身。名前の別表記は苗字が「保冨」、名前に「庚午」がある[1][2](庚午が本名)[3]。現在日本で広く知られている「大きな古時計」の日本語訳の詞を作詞したことで著名。

保富 庚午
生誕 (1930-03-02) 1930年3月2日
出身地 日本の旗 日本和歌山県西牟婁郡すさみ町
死没 (1984-09-19) 1984年9月19日(54歳没)
東京都
学歴 同志社大学卒業
職業 作詞家
活動期間 1950年代 - 1983年

人物・経歴

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幼少期は千里山に在住し千里第二小学校を卒業した。のちに同志社大学卒業後、詩人である村野四郎に弟子入りしていたが、知人からミュージカルの台本依頼をされたことを機にテレビの仕事に携わるようになる。

構成作家として『サンデーサン』、フジテレビミュージックフェア』などの歌番組を始め、演歌歌手達のショーの舞台も数多く担当。子供のための歌も多く執筆、外国童謡の訳詞も手がける。1962年(昭和37年)にNHKみんなのうた」にて手掛けた『大きな古時計』などの訳は一般におなじみとなっている。

TVアニメ関係では、『ドカベン』『おれは鉄兵』『一球さん』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『科学忍者隊ガッチャマンII』『タイガーマスク二世』などに代表されるような有名な作品の作詞を数多く手がけている。また、モータースポーツに造詣が深く、スーパーカーブームの際東映動画で『アローエンブレム・グランプリの鷹』が制作された際には、主題歌の作詞のみならず、原案と監修を担当している。アニメソングフジテレビ系列で放送された作品が大半を占めていた。

1984年9月19日、54歳で死去。

生前保富は森進一のコンサートを全て仕切っていた時期があった際、森の代表曲『おふくろさん』に補詞を付けることを提案していた。しかし、これが皮肉にも2007年に森進一と、作詞家・川内康範との「おふくろさん騒動」を引き起こすきっかけにも繋がった。

妹は作家秦恒平の妻。

主な作詞

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歌謡

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童謡

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アニメ

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特撮

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  • バトルフィーバーJ
    • 挿入歌「バトルフィーバー大出撃」「バトルフィーバー讃歌」
  • 大戦隊ゴーグルファイブ
    • 挿入歌「ゴーグルVアクション!」「ダンシングゴーグルV」「燃える男ゴーグルレッド」「花咲くゴーグルピンク」

校歌

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その他

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主な構成番組

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脚注

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  1. ^ 保富 康午の同義語 - 類語辞典(シソーラス)”. thesaurus.weblio.jp. 2020年8月9日閲覧。
  2. ^ 株式会社ミュージックグリッド. “永遠の歌声 石原裕次郎のすべて Vol.11”. MEG-CD ホームページ. 2020年8月9日閲覧。
  3. ^ c:\homepage\e_umi52.htm”. hanaha-hannari.jp. 2020年8月11日閲覧。