『俗語論』(ぞくごろん、ラテン語:De vulgari eloquentia(デー・ウルガーリー・エーロクェンティアー))は中世のイタリアの作家ダンテ・アリギエーリの著書。ダンテがフィレンツェを追放された前後の1302年から1305年の間に執筆されたと考えられている。本来は全4巻のところが2巻の14章で断絶している。1巻では古典ラテン語と口語(俗語)の関係、文語にふさわしい俗語について論じ、2巻では詩歌を扱っている。
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