依田駅 (北海道)
かつて日本の北海道幕別町字依田にあった日本国有鉄道広尾線の駅 (廃駅)
依田駅(よだえき)は、北海道(十勝支庁)中川郡幕別町字依田にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲111501[2]。
依田駅 | |
---|---|
よだ Yoda | |
◄帯広 (4.1 km) (2.6 km) 北愛国► | |
所在地 | 北海道中川郡幕別町字依田 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 広尾線 |
キロ程 | 4.1 km(帯広起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
3人/日 -1981年- |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)12月25日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)2月2日[1] |
備考 | 広尾線廃線に伴い廃駅 |
歴史
編集地元の要望・費用負担によって設置された請願駅であった[広報 1]。
- 1957年(昭和32年)12月25日 - 国有鉄道広尾線の依田駅として開業[3][広報 1]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1987年(昭和62年)2月2日 - 広尾線の全線廃止に伴い、廃駅となる[広報 1]。
- 廃止時点で一部の普通列車は通過していた(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、朝一番の下り列車、及び最終の上り列車[4])。
駅名の由来
編集駅構造
編集廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(広尾方面に向かって左手側)に存在した。また、転轍機を持たない棒線駅となっていた[3]。
利用状況
編集1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は3人[3]。
駅周辺
編集- 北海道道151号幕別帯広芽室線
- 北海道道238号更別幕別線[5]
- 札内川[5] - 駅の右手側[3]。
バス路線
編集十勝バスが運行する代替バスは道路事情の関係で帯広 - 依田 - 北愛国 - 愛国の別系統が設定されたが、路線統合を経て2003年(平成15年)9月をもって廃止されている。現在は一般客も乗車できるスクールバスが「依田近隣センター前」に停車する。
駅跡
編集現在、駅跡地に遺構は残っておらず、畑と化している。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、890頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、236頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)138ページより。
- ^ 書籍『廃線終着駅を訊ねる 国鉄・JR編』(著:三宅俊彦、JTBパブリッシング、2010年4月発行)33ページより。
- ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)13ページより。