佐藤鈴童
佐藤 鈴童(さとう れいどう、1923年〈大正12年〉12月9日 - 2010年〈平成22年〉8月14日)は、日本の南宋画家、尺八奏者。
本名は佐藤清八郎(さとう せいはちろう)。南宋画、篆刻の雅号は佐藤竹雲(さとう ちくうん)。 旧陸軍玄武隊(誠第十六飛行隊)パイロット。 戦後、琴古流長崎竹友会創立者・清田章童(きよた しょうどう)に師事し、1960年(昭和35年)から同会を主宰した。
略歴
編集- 1923年(大正12年)、長崎市で佐藤清十郎とタカノの間に生まれる。
- 1940年(昭和15年)4月1日、自ら志願し少年飛行兵第十期として東京陸軍航空学校に入校。
- 1941年(昭和16年)4月1日、熊谷陸軍飛行学校に入校。
- 1942年(昭和17年)11月30日、同校卒業。同日飛行第六十五戦隊に配属。
- 1946年(昭和21年)
- 1月1日、復員下令。2月20日台湾基隆港出航、2月22日鹿児島港上陸。
- 12月25日、三菱電機長崎製作所に入社。
- 1947年(昭和22年)6月22日、長崎竹友会に入門し、清田章童に師事。
- 1960年(昭和35年)8月4日、清田章童死去にともない、竹友会を承継し主宰者となる。
- 2010年(平成22年)8月14日、悪性リンパ腫のため死去。竹友会は大坪至童が承継。