佐藤茂秋
日本の医学者
佐藤 茂秋(さとう しげあき、1940年(昭和15年)2023年 (令和5年 9月16日)[1][注釈 1] - )は、日本の医学者。専門は分子疫学、衛生学。神戸大学名誉教授。
経歴・人物
編集1959年(昭和34年)、静岡県立静岡高等学校卒業[2]。1965年(昭和40年)、東京大学医学部医学科卒業。1985年(昭和60年)、富山県衛生研究所長の時、「環境発がん物質の複合効果と人体に対する危険度の評価」代表研究者として日産財団研究助成金を受領[1]。1987年(昭和62年)2月、国立がんセンター研究所生化学部部長の時、「加熱食品中の発癌物質のヒト発癌に対する危険度の実験的検討」に1986年度高松宮妃癌研究基金助成金を受領[3]。1991年(平成3年)、神戸大学医学部衛生学講座教授。神戸大学動物実験施設長併任[4][5](1998年〜2002年)。2001年(平成13年)、同大学院医学研究科 展開医科学領域 生体情報医学講座 分子疫学分野教授。2003年(平成15年)、神戸大学名誉教授[6]。兵庫県立加古川病院長。日本癌学会評議員・日本生化学会評議員・日本衛生学会評議員・日本糖尿病学会員発がん性調査会調査員・科学技術会議専門委員・医薬品医療機器総合機構専門委員[7]。 2023年 (令和5年 9月16日) 死去。
編著
編集- 『ガンはどうしたら予防できるか』 J.ケーンズ 原著 ; 日経サイエンス編集部 編 日経サイエンス 1984.2
- 『ガンは遺伝するか』 C.クロース 他原著 ; 日経サイエンス編集部 編 日経サイエンス 1984.7
- 『多重がんの基礎と臨床』 末舛恵一 , 佐藤茂秋 監修 ライフ・サイエンス・センター 1983.11
- 『Proceedings : the 15th Anniversary Symposium of International Center for Medical Research, Kobe University School of Medicine : medecal [i.e. medical] cooperation in Asia, its future : 22-23 January, 1996, Kobe International Conference Center』 [editor-in-chief, Shigeaki Sato] International Center for Medical Research, Kobe University 1996
- 『Proceedings : Second Asia-Pacific Symposium on Environmental and Occupational Health, 22-24 July, 1993, Kobe』 [editor-in-chief, Kimiaki Sumino ; editorial members, Shigeaki Sato ... et al. International Center for Medical Research, Kobe University School of Medicine 1994
脚注
編集注釈
編集- ^ 1941年早生まれの可能性を排除できない
出典
編集- ^ “佐藤 茂秋 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年9月9日閲覧。
- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 153頁。
- ^ 高松宮妃癌研究基金助成金受領者一覧
- ^ 3.歴代の動物実験施設長 page29
- ^ 沿革
- ^ 平成18年度神戸大学医学部医学科公開講座
- ^ 予防医学セラピー協会 講師の先生紹介