佐藤夕子 (漫画家)
佐藤 夕子(さとう ゆうこ、1983年4月10日[要出典] - )は、日本の漫画家[1]。福島県出身[1]。血液型はO型[1]。福島県立西会津高等学校卒業[2]。
さとう ゆうこ 佐藤 夕子 | |
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生誕 |
1983年4月10日(41歳) 日本・福島県[1] |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
来歴
編集福島県立西会津高等学校を卒業後[2]、日本アニメ・マンガ専門学校卒業。2003年に「魔法使いマイケルマリー」が『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)主催の月例マンガ大賞で期待賞を受賞し、10月号掲載の同作品でデビュー。その後も同誌の月例マンガ大賞への投稿を重ね、2006年に「LENGA」で入選となる。[要出典]2008年に深見真の原作による『ヤングガン・カルナバル』で連載デビューを果たす[3]。
2009年9月11日より『ファミ通コミッククリア』(エンターブレイン)にて、ゲームのコミカライズである『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の連載を開始[4]。
2011年3月、東日本大震災の被災地への応援メッセージイラストが『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)公式サイトにて公開され、佐藤も参加[5]。
2011年9月にスタートされたゲーム「テイルズ オブ エクシリア」のコミカライズ連載のひとつとして、『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』Vol.8より『テイルズ オブ エクシリア SIDE;JUDE』の連載を開始[6]。
2015年3月より米澤穂信の小説『折れた竜骨』のコミカライズを『ファミ通コミッククリア』にて連載開始[7]。
2017年8月、佐藤のTwitter上で「波の描き方」を紹介[8]。波の描き方のポイントは「流れや光源をはじめに決めて、影になる部分からペンを入れていくこと」だという[8]。
人物
編集『アルマディアノス英雄伝』を連載していたころには怪談にハマり、執筆をしながら毎日怪談の朗読動画を視聴していたという[1]。お気に入りの作品として『雨月物語』を挙げている[1]。
作品リスト
編集漫画作品
編集連載
編集- ヤングガン・カルナバル(原作:深見真、『FlexComixネクスト』2008年6月 - 2011年3月)
- 白騎士物語 -episode.0- ドグマ戦記(原作:レベルファイブ、構成:いけだたかし、「白騎士物語 ポータルサイト」2008年12月10日 - 2009年12月4日)
- ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜(原作:株式会社ガスト、『ファミ通コミッククリア』2009年9月11日[4] - 2010年9月10日)
- テイルズ オブ エクシリア SIDE;JUDE(原作:バンダイナムコゲームス、『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』Vol.8[6] - 2014年2月号)
- 狐ノ嫁入リ(原作:OSTER project、キャラクター原案:ちほ、『MIKU-Pack』07 - 14)
- 折れた竜骨(原作:米澤穂信、『ファミ通コミッククリア』2015年3月27日[7] - 2018年9月21日)
- アルマディアノス英雄伝(原作:高見梁川、『アルファポリス-電脳浮遊都市-』2017年7月25日 - 2020年1月29日)
- フェンリル母さんとあったかご飯(原作:はらくろ、キャラクター原案:カット、『comicコロナ』2019年4月15日 - 2021年7月22日)
- 追放された転生公爵は、辺境でのんびりと畑を耕したかった 〜来るなというのに領民が沢山来るから内政無双をすることに〜(原作:うみ、キャラクター原案:あんべよしろう、『少年エースplus』2021年2月5日 - 連載中)
- ミムムとシララ 〜ドラゴンのちんちんを見に行こう〜(原作:端、『くらげバンチ』2021年6月18日[10] - 2022年11月18日) - 読み切りから連載化[10]。
- 凍星のカレワラ(原作:三嶋イソ、『月刊キスカ』2021年12月号[11] - 2022年2月号〈最終号[12]〉→『WEBコミックガンマ』[13]2022年2月10日[3] - )
- 黒猫ニャンゴの冒険 〜レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します〜(原作:篠浦知螺、キャラクター原案:四志丸、『月刊ドラゴンエイジ』2022年10月号[14] - 2024年1月号[15])
- 薬剤師・毒島花織の名推理(原作:塔山郁、『ヤングドラゴンエイジ』Vol.25[16] - 連載中)
読み切り
編集- 魔法使いマイケルマリー(『月刊コミックブレイド』2003年10月号)
- 狐ノ嫁入リ(原作:OSTER project、『恋色病棟 OSTER project コミックコレクション』2016年) - アンソロジー寄稿作品。
- ミムムとシララ 〜ドラゴンのちんちんを見に行こう〜(原作:端、『くらげバンチ』2020年12月[10])
- 見せて! ゾンビな仲良し!(『ゾンビに囲まれて学校で二人きりアンソロジー』2022年[17]) - アンソロジー寄稿作品。
- 魔女の弔い人(原作:ミツキノダン、『月刊ガンガンJOKER』2024年11月号[18])
書籍
編集- 『ヤングガン・カルナバル』、原作:深見真、フレックスコミックス〈Flex Comix〉2008年 - 2011年、全5巻
- 『白騎士物語 -episode.0- ドグマ戦記』、原作:レベルファイブ、構成:いけだたかし、メディアファクトリー〈MFコミックス〉2010年、全2巻
- 『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』、原作:株式会社ガスト、エンターブレイン〈ファミ通クリアコミックス〉2010年、全2巻
- 『テイルズ オブ エクシリア SIDE;JUDE』、原作:バンダイナムコゲームス、アスキー・メディアワークス〈電撃コミックス〉2012年 - 2014年、全4巻
- 『狐ノ嫁入リ』、原作:OSTER project、キャラクター原案:ちほ、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉2015年、全2巻
- 『折れた竜骨』、原作:米澤穂信、KADOKAWA〈ファミ通クリアコミックス〉2016年 - 2018年、全5巻
- 『アルマディアノス英雄伝』、原作:高見梁川、アルファポリス〈アルファポリスCOMICS〉2018年 - 2020年、全2巻
- 『フェンリル母さんとあったかご飯』、原作:はらくろ、キャラクター原案:カット、TOブックス〈コロナ・コミックス〉2019年 - 、既刊3巻(2021年4月15日現在)
- 『追放された転生公爵は、辺境でのんびりと畑を耕したかった 〜来るなというのに領民が沢山来るから内政無双をすることに〜』、原作:うみ、キャラクター原案:あんべよしろう、KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉2021年 - 、既刊4巻(2024年12月26日現在)
- 『ミムムとシララ 〜ドラゴンのちんちんを見に行こう〜』、原作:端、新潮社〈バンチコミックス〉2021年 - 2023年、全3巻
- 『凍星のカレワラ』、原作:三嶋イソ、竹書房〈バンブーコミックス〉2022年 - 、既刊2巻(2023年7月31日現在)
- 『黒猫ニャンゴの冒険 〜レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します〜』、原作:篠浦知螺、キャラクター原案:四志丸、KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉2023年 - 、既刊2巻(2024年1月9日現在)
その他
編集- ロストディケイド(ゲーム、2019年)コミック担当[9]
出典
編集- ^ a b c d e f g “佐藤夕子の書籍 著者プロフィール”. アルファポリス-電脳浮遊都市-. アルファポリス. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b “狐ノ嫁入リ 2 電撃コミックスnext:佐藤夕子”. HMV&BOOKS online. ローソン. 2023年12月10日閲覧。
- ^ a b “凍星のカレワラ”. WEBコミックガンマ. 竹書房. 2022年3月8日閲覧。
- ^ a b “ファミ通ドットコムで「ロロナのアトリエ」コミカライズ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年9月11日) 2021年7月6日閲覧。
- ^ “いけだたかし、遠藤海成らアライブ作家の応援イラスト公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年3月28日) 2021年7月6日閲覧。
- ^ a b “「テイルズ オブ エクシリア」ミラ編、ジーンでコミカライズ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年9月15日) 2021年7月6日閲覧。
- ^ a b “米澤穂信「折れた竜骨」マンガ版ほか一挙3タイトル始動、コミッククリアで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年3月27日) 2021年7月6日閲覧。
- ^ a b “漫画家・佐藤夕子が教える「波の描き方」に目からうろこ! サランラップを使った驚きの描画テクニックも”. ねとらぼ. ITmedia (2017年8月15日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b “ブシロード、新作『ロストディケイド』のコミックとシステムを公式サイト上で公開!”. Social Info (2019年10月1日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b c “ドラゴン、ユニコーン、悪魔…少女たちが異世界生物を隅々まで生体調査する新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月18日) 2021年6月18日閲覧。
- ^ “龍とともに生きる氷の世界で少女は運命に翻弄される「凍星のカレワラ」新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月8日) 2021年11月8日閲覧。
- ^ 『月刊キスカ』2022年2月号、竹書房、2022年1月8日、ASIN B09NKJ4N62。表紙より。
- ^ “月刊キスカが休刊、「リオンクール戦記」など連載作品はWebに移籍”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月8日) 2022年3月8日閲覧。
- ^ “ヒロイン5人と縁を結ぶ“再青春”ラブコメ&「黒猫ニャンゴの冒険」新連載2本”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月9日) 2022年9月9日閲覧。
- ^ 「黒猫ニャンゴの冒険 〜レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します〜 第12話」『月刊ドラゴンエイジ』2024年1月号、KADOKAWA、2023年12月8日、758頁、ASIN B0CN6V99V9。
- ^ “「京都伏見のあやかし甘味帖」コミカライズなど、ヤングドラゴンエイジで新連載3本”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月28日). 2024年10月29日閲覧。
- ^ “三色網戸。ら9作家が描く「ゾンビに囲まれて学校で二人きりアンソロジー」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月26日) 2022年3月26日閲覧。
- ^ 「CONTENTS」『月刊ガンガンJOKER』2024年11月号、スクウェア・エニックス、2024年10月22日。目次より。
外部リンク
編集- 佐藤夕子 (@makaidaibouken4) - X(旧Twitter)