佐原ミズ
日本の漫画家
佐原 ミズ(さはら ミズ、12月25日[1] - )は、日本の漫画家、イラストレーター。神奈川県出身[1]。血液型A型[1]。別名義に夢花李[2][3]など。
さはら ミズ 佐原 ミズ | |
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生誕 |
????年12月25日 日本・神奈川県 |
職業 | 漫画家・イラストレーター |
ジャンル | 青年漫画・少年漫画 |
代表作 | 『マイガール』[1] |
受賞 | アフタヌーン四季賞佳作 |
2002年、アフタヌーン四季賞2001年冬のコンテスト佳作を受賞した「ROBOT」が『月刊アフタヌーン』(講談社)に掲載されてデビュー[4]。2004年に同誌で連載開始した「ほしのこえ」で連載デビューした。代表作に『マイガール』がある[1]。
作品リスト
編集漫画
編集- ROBOT - 『月刊アフタヌーン』2002年4月号掲載、アフタヌーン四季賞2001年冬のコンテスト佳作。夢花李名義の単行本に収録。
- ほしのこえ - 原作:新海誠、『月刊アフタヌーン』連載、2004年4月号 - 2005年2月号、講談社、2005年刊。ISBN 978-4-06-334984-9
- 雲のむこう、約束の場所 - 原作:新海誠、『月刊アフタヌーン』にて連載、2006年2月号 - 10月号までを最後に休載。連載開始にあたり、新海は自己のサイトで「僕は佐原さんの綴る「雲のむこう〜」が読みたかった」と述べている[要出典]。
- ナナイロセカイ - 『月刊MELODY』(白泉社)連載、2006年1月号 - 4月号、『バス走る。』のコミックスに一部収録。
- バス走る。 - 『週刊コミックバンチ』連載、2005年26号 - 28号、新潮社、2007年刊。ISBN 978-4-10-771336-0。新装版、徳間書店、2018年11月刊。ISBN 978-4-19-980533-2。
- マイガール - 『週刊コミックバンチ』連載、2006年6月2日号 - 2010年9月10日号、新潮社、全5巻。2009年ドラマ化。
- 私たちの幸せな時間 - 原作:孔枝泳、翻訳:蓮池薫、『週刊コミックバンチ』連載、2008年17号-20号、新潮社。ISBN 978-4-10-771439-8
- スキマ式 - 佐原ミズ×スキマスイッチ、『MELODY』(白泉社)連載、2008年12月号 - 2011年4月号。
- 鉄楽レトラ - 『ゲッサン』連載、小学館、2011年5月号 - 2015年1月号。全6巻。
- 冬の花 - 『月刊コミックゼノン』 2011年12月号(傑作読切三部作の第一弾として掲載)。
- バス走る。―さくら町停留所― - 『月刊コミックゼノン』 2012年1月号(傑作読切三部作の第二弾として掲載)。
- ゆびきり姫 - 『月刊コミックゼノン』 2012年2月号(傑作読切三部作の第三弾として掲載)元は97年に製作された作品。『私と私』のコミックスに収録。
- 夜(いつや)さん - 『月刊コミックゼノン』連載、2012年1月号 - 2013年11月号、隔号連載、徳間書店、全2巻。
- 2012年11月刊。ISBN 978-4-19-980118-1
- 2013年12月刊。ISBN 978-4-19-980177-8
- 神様のジョーカー - 原作:楠みちはる、『イブニング』2015年11号 - 2016年24号、講談社、全3巻。
- 箱庭の虜 - 『月刊コミックゼノン』2017年6月号(佐原ミズのシリーズ読切第1弾として掲載)、『私と私』のコミックスに収録。
- 私と私 - 『月刊コミックゼノン』2017年10月号(佐原ミズのシリーズ読切第2弾として掲載)、徳間書店。ISBN 978-4-19-980469-4
- 尾かしら付き。 - 『月刊コミックゼノン』連載、2018年5月号 - 2020年1月号、徳間書店、全4巻。2023年8月、実写映画化[5][6]。
- 2018年11月刊。ISBN 978-4-19-980531-8
- 2019年6月刊。ISBN 978-4-19-980576-9
- 2020年1月刊。ISBN 978-4-19-980613-1
- 2021年7月刊。ISBN 978-4-86720-248-7
- ハネチンとブッキーのお子さま診療録 - 『月刊コミックゼノン』連載、2023年5月号[7] - 、徳間書店、既刊2巻。
イラスト
編集挿絵・表紙絵
編集- ぼくらの輪廻転生 - 著:さとうまきこ 、『カドカワ銀のさじシリーズ』2010年5月29日、角川書店
- 秘め事少女 - 著:成田アン、『講談社X文庫ホワイトハート』2012年4月27日、講談社
- 誰もが僕に『探偵』をやらせたがる - 著:白石かおる、2013年3月1日、角川書店
- トオチカ - 著:崎谷はるひ、2013年4月25日、角川書店
- 名探偵だって恋をする - 著:アンソロジー、『角川文庫』2013年9月25日、角川書店
- うちの執事が言うことには - 著:高里椎奈、『角川文庫』2014年3月25日 - 2016年11月25日、KADOKAWA/角川書店、全9巻
- 小説屋sari-sari[8] - 電子雑誌、2015年7月配信号 - 2016年6月配信号、KADOKAWA、全12冊
- 僕と死神(ボディガード)シリーズ - 著:天野頌子、『講談社タイガ』2015年11月20日 - 、講談社、既刊2巻
- 君が香り、君が聴こえる - 著:小田菜摘、『集英社オレンジ文庫』2016年5月20日、集英社
- うちの執事に願ったならば - 著:高里椎奈、『角川文庫』2017年3月25日 - 2021年2月25日、KADOKAWA/角川書店、全10巻
- そして、アリスはいなくなった - 著:ひずき優、『集英社オレンジ文庫』2017年5月19日、集英社
- 放課後の嘘つきたち - 著:酒井田寛太郎、『ハヤカワ文庫JA』2020年11月19日、早川書房
イメージキャラクター
編集- Webマンガサイト「コミックタタン」[9] - 2018年4月29日 - 2019年10月24日、徳間書店
夢花李の作品
編集漫画
編集- 同細胞生物 - 夢花李の初コミックス。大洋図書、2001年刊。ISBN 978-4-8130-0860-6
- チョウになる日 - 大洋図書、2003年刊。ISBN 978-4-8130-0934-4
- 昔久街(なつかしまち)のロジオネ - 表題作を含む短編集。『月刊Asuka』(内「ROBOT」のみ『月刊アフタヌーン』(佐原ミズ名義))掲載、角川書店、2005年刊。ISBN 978-4-04-853813-8
- 天狗神 - 『夢幻アンソロジー』連載、祥伝社、2007年刊。ISBN 978-4-396-79006-6
- 約束サイレン - 『月刊Asuka』連載、2009年3月号 - 2010年7月号、角川書店。未単行本化。
イラスト
編集- 放送室で恋をしよう! - ビブロス『ビーボーイノベルズ』著:池戸裕子(1998年5月)
- 吉崎さん家の家庭の事情 - 桜桃書房『エクリプスロマンス』著:魔鬼砂夜花(1998年9月)
- 堕天使に微笑みを- 桜桃書房『エクリプスロマンス』著:魔鬼砂夜花(1999年9月)
- あなたのためにシリーズ - リーフ出版『リーフノベルズ』著:高崎ともや(2000年1月 - 2004年12月)全3巻。
- ラブ・サピエンス - 大洋図書『SHYノベルス』著:たけうちりうと(2000年4月)
- そして恋がはじまる - 徳間書店『キャラ文庫』著:月村奎(2000年8月 - 2004年6月)全2巻。
- あまい唇、にがいキス - オークラ出版『アイスノベルズ』著:神奈木智(2000年10月)
- はいまーとろーぜ - オークラ出版『アイスノベルズ』著:鈴木あみ(2001年4月 - 2002年2月)全3巻。
- blue〜海より蒼い〜 - 徳間書店『キャラ文庫』著:染井吉乃(2001年4月)
- イミテーション・ウェディング - 桜桃書房『エクリプスロマンス』著:魔鬼砂夜花 (2001年6月)
- 恋愛は貴族のたしなみ - 大洋図書『SHYノベルス』著:遠野春日(2001年11月)
- イノセント・ガーデン - 集英社『コバルト文庫』著:石川宏宇(2002年4月 - 12月)全2巻。
- 誰よりも君を ブランドロマンス - 大洋図書『SHYノベルス』著:秋津京子(2002年12月)
- となりの王子様 - 徳間書店『キャラ文庫』著:桜木知沙子(2003年2月)
- ラブ・マイナス・ゼロ - 大洋図書『SHYノベルス』著:榊花月(2003年2月)
- 学園寮のイノセント! - ビブロス『ビーボーイノベルズ』著:水島忍 (2003年3月)
- 君と緋色の恋を抱き - プランタン出版『プラチナ文庫』著:高月まつり(2003年5月)
- 名前のない関係 - 白泉社『花丸ノベルズ』著:椎崎夕 (2003年9月)
- 秘密は白薔薇の下に - 大洋図書『SHYノベルス』著:遠野春日(2003年9月)
- 少年はわがままな恋の虜 - リーフ出版『リーフノベルズ』著:池戸裕子(2003年12月)
- 僕だけの騎士 - プランタン出版『プラチナ文庫』著:愁堂れな(2004年1月)
- 僕は瞳の中にいる - 小学館『パレット文庫』著:あさぎり夕(2004年7月)
- 蒼天の月 - 幻冬舎コミックス『リンクスロマンス』著:可南さらさ(2005年2月)
- ゆめのつるぎ 少年源頼朝の巻 - 集英社『コバルト文庫』著:若木未生(2005年4月)
- 蒼天の覇者―風の系譜― - 大洋図書『SHYノベルス』著:高岡ミズミ(2005年11月)
- シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― - 集英社『コバルト文庫』著:桑原水菜(2006年1月 - 2010年1月)1 - 12巻(番外編を含まず)まで。
- プールいっぱいのブルー - 新書館『ディアプラス文庫』著:松前侑里(2007年6月)
- 僕と『彼女』の首なし死体 - 角川書店 単行本 著:白石かおる(2009年5月) / 『角川文庫』(2012年9月)
- Heimat Rose 新装版 - 海王社『ガッシュ文庫』著:鈴木あみ(2010年2月 - 5月)全4巻。
出典
編集- ^ a b c d e “ゲッサン作品紹介 鉄楽レトラ”. 2023年3月26日閲覧。
- ^ 佐原ミズ名義で発表した『ROBOT』を、夢花李名義の単行本に収録している。
- ^ “Space”. 2023年12月10日閲覧。
- ^ “佐原 ミズ(漫画家)”. マンガペディア. 2020年6月10日閲覧。
- ^ “佐原ミズの人気漫画『尾かしら付き。』実写映画化決定”. ORICON NEWS. オリコン株式会社 (2023年3月25日). 2023年3月27日閲覧。
- ^ “小西詠斗と大平采佳が手の大きさ比べ、「尾かしら付き。」新場面写真が到着”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年7月25日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ “佐原ミズが描く小児医療と家族の絆「ハネチンとブッキーのお子さま診療録」新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年3月25日) 2023年3月26日閲覧。
- ^ “KADOKAWAの電子文芸誌「小説屋sari-sari」が、リニューアル! 7月7日よりより配信開始!”. PR TIMES. 2015年7月7日閲覧。
- ^ “ゼノンの女性向けサイト「コミックタタン」誕生、イメージキャラは佐原ミズが執筆”. コミックナタリー. 2018年4月25日閲覧。