佐伯真守
佐伯 真守(さえき の まもり)は、奈良時代の貴族。姓は宿禰。官位は従四位上・大蔵卿。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 延暦10年11月3日(791年12月2日) |
官位 | 従四位上・大蔵卿 |
主君 | 称徳天皇→光仁天皇→桓武天皇 |
氏族 | 佐伯宿禰 |
経歴
編集天平宝字8年(764年)藤原仲麻呂の乱後間もなく、従五位下に叙爵。天平神護3年(767年)従五位上・常陸介に叙任される。
光仁朝に入り、宝亀3年(772年)正五位下・兵部少輔次いで兵部大輔に叙任され京官に復すが、宝亀10年(779年)河内守として再び地方官を務める。
天応元年(781年)正五位上、延暦2年(783年)には従四位下と桓武朝初頭に続けて昇叙される。造東寺次官を経て、延暦8年(789年)従四位上に至る。延暦10年(791年)大蔵卿に任ぜられるが、同年11月3日に卒去。最終官位は大蔵卿従四位上。
官歴
編集『続日本紀』による。