伊那大島駅

長野県下伊那郡松川町元大島にある東海旅客鉄道の駅

伊那大島駅(いなおおしまえき)は、長野県下伊那郡松川町元大島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である[1]。松川町の代表駅[1]

伊那大島駅
駅舎(2023年4月)
いなおおしま
Ina-ōshima
山吹 (2.6 km)
(3.8 km) 上片桐
地図
長野県下伊那郡松川町元大島1415-3[1]
北緯35度35分44.24秒 東経137度54分47.10秒 / 北緯35.5956222度 東経137.9130833度 / 35.5956222; 137.9130833座標: 北緯35度35分44.24秒 東経137度54分47.10秒 / 北緯35.5956222度 東経137.9130833度 / 35.5956222; 137.9130833
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 143.1 km(豊橋起点)
電報略号 イオ[1]←イヲ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
361人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1922年大正11年)7月13日[1][2]
備考 簡易委託駅[1]
標高:519 m[1]
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周辺地区名は「もとおおま(元大島)」や「おおま(大島)」であるが、駅名は「いなおおま」と清音表記になっている。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]

上片桐駅方に側線があり、以前は当駅止まりの下り最終列車の夜間留置に使用されていたが、2017年3月ダイヤ改正以降前述の列車は運行終了後に飯田方面へ折返し回送されるようになったため通常ダイヤで夜間留置設定は無い。

ホーム山吹駅側に両ホームを結ぶ構内踏切がある。また上りホーム側に宿泊施設が備えられているが、夜間留置ダイヤ解消に伴い現在は使用されていない。

飯田駅管理の簡易委託駅(松川町受託)。2013年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた。

中央アルプス方面への登山口最寄り駅として駅舎南に登山者休憩用ベンチ、東屋が設置されている[1]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   飯田線 下り 辰野方面[7]
2 上り 飯田天竜峡方面[7]

利用状況

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「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。

  • 2007年度 - 501人[1]
  • 2009年度 - 473人[1]
  • 2010年度 - 466人
  • 2011年度 - 466人
  • 2012年度 - 442人
  • 2013年度 - 410人
  • 2014年度 - 365人
  • 2015年度 - 380人
  • 2016年度 - 366人[8]
  • 2017年度 - 371人[9]
  • 2018年度 - 361人[10]

駅周辺

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天竜川河岸段丘の端に位置しており、駅前には断崖がある。

バス路線

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伊那バス
  • 大鹿線
  • 南アルプス登山バス鳥倉線
    • 鳥倉登山口行、松川インター行
松川町コミュニティバス(まつかわフルーツバス)
  • 上片桐・大島通学便
  • 上片桐循環
  • 大島循環
  • 部奈線
  • 生田線
  • 生田循環:峠部奈線(月・水・金運行)
のっチャオ(中川村営巡回バス)
  • 巡回南回り線

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
  飯田線
快速「みすず
市田駅 - 伊那大島駅 - 上片桐駅
普通
山吹駅 - 伊那大島駅 - 上片桐駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、205頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、107頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、14頁
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
  6. ^ 飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  7. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  8. ^ 平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
  9. ^ 平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
  10. ^ 平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。 

関連項目

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