伊藤恭子 (外交官)
日本の外交官
伊藤 恭子(いとう たかこ、1961年8月30日 - )は、日本の外交官。北海道名寄市出身[1]。2017年(平成29年)9月に在トロント日本国総領事を拝命し、同年10月に着任。2023年(令和5年)10月から駐チリ特命全権大使[2]。
人物・経歴
編集北海道出身[3]。1985年(昭和60年)上智大学法学部国際関係法学科卒業後、外務省に入省[3]。1988年(昭和63年)カナダ・カールトン大学ノーマン・パターソン国際関係研究所修士課程修了[3]。同年より、在カナダ日本大使館に勤務[3]。1997年(平成9年)国際連合日本政府代表部に就任[3]。2001年(平成13年)より、在マレーシア日本大使館に勤務[3]。2003年(平成15年)アジア欧州協力室首席事務官に就任[3]。2005年(平成17年)経済連携協定交渉官に就任[3]。2007年(平成19年)人権人道課首席事務官兼国際組織犯罪室首席事務官に就任[3]。2009年(平成21年)開発協力企画室長に就任[3]。2010年(平成22年)在インドネシア日本大使館参事官に就任[3]。2011年(平成23年)ASEAN日本政府代表部公使参事官に就任[3]。2014年(平成26年)国際報道官に就任[3]。2016年(平成28年)儀典総括官(宮内庁式部官併任)[3]。2017年(平成29年)在トロント日本国総領事に就任[3]。トロント初の女性総領事である[4]。2020年(令和2年)10月駐エチオピア特命全権大使[5]。2023年 (令和5年) 10月駐チリ特命全権大使[6]。
同期
編集- 相木俊宏(21年タジキスタン大使)
- 磯俣秋男(24年スリランカ大使・21年アラブ首長国連邦大使)
- 市川とみ子(23年軍縮会議代表部大使)
- 稲垣久生(23年トンガ大使)
- 大菅岳史(22年チュニジア大使・19年国連次席大使・18年外務報道官・17年アフリカ部長)
- 大森摂生(22年ボツワナ大使)
- 島田順二(21年メルボルン総領事)
- 清水信介(22年特命全権大使(アフリカ開発会議(TICAD)担当兼アフリカの角地域関連担当、国連安保理改革担当、安保理非常任理事国選挙担当)・18年チュニジア大使)
- 鈴木秀生(24年特命全権大使(広報外交担当兼国際保健担当、メコン協力担当)・20年チェコ大使・19年国際協力局長・17年地球規模課題審議官)
- 鈴木浩(22年インド大使・20年外務審議官・12年内閣総理大臣秘書官)
- 鈴木亮太郎(21年アイスランド大使)
- 滝崎成樹(20年内閣官房副長官補・19年アジア大洋州局長)
- 竹内一之(22年ザンビア大使)
- 垂秀夫(20年中国大使・19年官房長)
- 中前隆博(22年スペイン大使・19年アルゼンチン大使・17年中南米局長)
- 橋本尚文(22年特命全権大使(人権担当兼国際平和貢献担当)・20沖縄大使・18年イラク大使)
- 福島秀夫(21年パナマ大使・18年ヒューストン総領事)
- 前田徹(21年ブルネイ大使)
- 水嶋光一(21年イスラエル大使・19年領事局長)
- 水越英明(24年スウェーデン大使・21年スリランカ大使・20年国際情報統括官)
- 武藤顕(23年ロシア大使・22年外務省研修所長)
- 森美樹夫(23年ニューヨーク総領事・21年領事局長)
- 山元毅(23年ペルー大使・19年グアテマラ大使・17年東京都外務長)
- 宮川学(22年沖縄大使・19年デンマーク大使)
脚注
編集- ^ 名寄・リンゼイ姉妹都市提携50周年記念~リンゼイ親善訪問の旅~ - 北海道名寄市
- ^ 大使略歴 | 在エチオピア日本国大使館
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 伊藤恭子 在トロント日本国総領事 2018年8月2日閲覧
- ^ トロント初の女性総領事 伊藤恭子(いとう・たかこ)新総領事、抱負を語る 2018年8月2日閲覧
- ^ 政府 新しい中国大使に外務省の官房長など務めた垂秀夫氏起用NHK 2020年9月11日 10時58分
- ^ “外務省人事(20日付):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年10月21日). 2023年10月21日閲覧。
外部リンク
編集- 大使略歴 | 在エチオピア日本国大使館、同
- 大使挨拶 | 在エチオピア日本国大使館、同 - 2020年11月4日
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