伊富利部神社
愛知県一宮市にある神社
伊富利部神社(いふりべじんじゃ、いほりべじんじゃ)は、愛知県一宮市(旧・葉栗郡木曽川町)にある神社。旧社格は県社。伊冨利部神社ともいう。式内社の尾張国葉栗郡「伊冨利部神社」と比定されている。
伊富利部神社 | |
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所在地 | 愛知県一宮市木曽川町門間字北屋敷3714番地 |
位置 | 北緯35度20分20.0秒 東経136度47分48.1秒 / 北緯35.338889度 東経136.796694度座標: 北緯35度20分20.0秒 東経136度47分48.1秒 / 北緯35.338889度 東経136.796694度 |
主祭神 |
若都保命 誉田別命 |
社格等 |
式内社(小) 旧県社 |
創建 | 不詳 |
別名 | 正八幡宮(旧称) |
例祭 | 10月8日 |
地図 |
祭神
編集- 主祭神
- 配祀神
- 誉田別命(ホンダワケノミコト)
歴史
編集伊冨利部氏(伊福部氏)に関わる神社である。一説によると、伊冨利部氏は大和国葛城山より尾張国のこの地域に移り住み、祖先を祀ったという。672年の壬申の乱では尾張国の伊冨利部氏は大海人皇子に協力していることから、伊富利部神社はそれ以前と推測される。
平安時代後期以降、八幡信仰の影響により誉田別命を合祀、正八幡宮と改称している。かつては周囲1里の大規模な神社であったというが、1455年(康正元年)社殿が焼失する。境内も縮小される。その後、1556年(弘治2年)に現在地に遷宮され、1582年(天正10年)黒田城城主沢井雄重(織田信雄の家臣)が再建し、黒田城の守護神とする。1874年(明治7年)、伊富利部神社に改称し郷社となり、1929年(昭和4年)に県社に昇格する。
文化財
編集一宮市指定有形文化財
編集現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス