伊予商運
伊予商運株式会社(いよしょううん)は、愛媛県伊予郡松前町に本社を置く一宮グループの運送会社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒791-3131 愛媛県伊予郡松前町大字北川原1126番地7 |
設立 | 1932年10月26日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 2500001000459 |
事業内容 |
一般貨物自動車運送事業 港湾荷役事業 内航運送取扱事業 海運代理店事業 倉庫事業等 |
代表者 | 代表取締役社長 中村仁 |
資本金 | 1億3,000万円 |
純利益 |
1億0730万6000円 (2023年12月期)[1] |
純資産 |
19億3312万3000円 (2023年12月期)[1] |
総資産 |
30億3659万2000円 (2023年12月期)[1] |
従業員数 | 約330名 |
支店舗数 | 3店舗 |
主要株主 | 一宮運輸 |
外部リンク | http://www.ichimiya.co.jp/iyosho/ |
概要
編集設立当初は、海運事業が主力であり1942年より愛媛県内の港湾で関西汽船(現:フェリーさんふらわあ)の代理店を受託するなど関西汽船との結びつきが強く一時は関西汽船が伊予商運の筆頭株主となっていた。戦後は高度経済成長期にかけて海運から陸運に物流の主役が変化する中で貨物自動車事業に参入し貨物自動車事業を拡大した。1978年に関西汽船が来島ドックの傘下となり同社も来島ドックのグループ会社となったが、来島ドックの経営難により1998年から一宮運輸グループの傘下となっている。
貨物自動車運送事業や港湾荷役事業などの運輸事業が主力で、東レ愛媛工場など運搬事業などを受託している。1990年からは四国運輸とターミナルの共同使用や共同配送などを開始し、1994年には宇和島自動車運送・三豊運送・四国高速運輸を加えた5社で「五社会」を設立しターミナルの共同使用や共同配送などを行っている。
主要事業所
編集本社
編集- 愛媛県伊予郡松前町北川原1126-7
貨物自動車事業部
編集- 松山支店
- 松山営業所 - 愛媛県伊予郡松前町北川原1126-7
- 松山東営業所 - 愛媛県東温市南方2222-5
貨物取扱事業部
編集- 大阪支店
- 東京支店
作業事業部
編集- 松前支店 - 愛媛県伊予郡松前町北川原塩屋西1126-7
- 松前倉庫 - 愛媛県伊予郡松前町北川原846
国際物流事業部
編集- 松山事業所 - 愛媛県松山市大可賀3丁目150番1
沿革
編集- 1909年 - 合名会社高浜商船組設立。
- 1929年 - 高浜商船株式会社設立。
- 1932年 - 今治商船組と合併し、伊予商運株式会社を設立。
- 1949年 - 一般貸切貨物自動車運送事業の免許取得。
- 1953年 - 邦人旅行斡旋業の登録。一般港湾運送業の登録。
- 1956年 - 今治商運株式会社を設立。
- 1962年 - 倉庫営業許可。
- 1964年 - 船内荷役・沿岸荷役事業の免許取得。小型船運航業及び小型船運送取扱業の登録。
- 1966年 - 一般路線貨物自動車運送事業免許取得。
- 1967年 - 福音寺営業所整備工場が自動車分解整備事業の認証を受ける。自動車運送取扱事業の登録。
- 1968年 - 海運仲立業開始を届出。
- 1969年 - 内航運送取扱業許可。
- 1970年 - 伊予商運株式会社(大阪)を設立。
- 1977年 - 産業廃棄物処理業(収集運搬)許可。伊予商運株式会社(大阪)を合併。
- 1978年 - 来島ドックグループに入る。
- 1988年 - 一般廃棄物処理業(収集運搬)許可。
- 1990年 - 四国運輸とターミナルの共同使用・共同配送等を開始。
- 1994年 - 宇和島自動車運送・三豊運送・四国運輸・四国高速運輸と「五社会」を結成し、ターミナルの共同使用・共同配送等を開始。
- 1998年 - 一宮運輸(一宮グループ)の傘下に入る。
- 2000年 - 本社を愛媛国際物流ターミナル2階に移転。
- 2009年 - 本社・松前支店・松山支店(陸運)を集約統合し、愛媛県伊予郡松前町の現在地に移転。
- 2016年 - 今治商運株式会社を吸収合併。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- えひめ、人とモノの流れ(平成19年度) - 「えひめの記憶」、愛媛県生涯学習センター
- 伊予商運株式会社