今村哲也 (知的財産法学者)

知的財産法を専門とする日本の法学者

今村 哲也(いまむら てつや)は、知的財産法を専門とする日本法学者明治大学情報コミュニケーション学部教授 (2019年10月 - )、早稲田大学大学院法学研究科非常勤講師 (2013年9月 - )[1]著作権を司る文化庁が主宰する文化審議会著作権分科会の国際小委員会 (2014年7月 - )[2][3]、および法制・基本問題小委員会 (2014年7月 - )[4][5] にてそれぞれ専門委員を務めている[1]日本工業所有権法学会所属 (常務理事)[6]、および著作権法学会所属 (監事)[7]

略歴

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1999年早稲田大学法学部卒業 (法学学士)、2003年同大学大学院法学研究科修士課程修了 (法学修士)、2009年、同大学大学院法学研究科博士課程 (法学博士)[1]。博士論文では知的財産権の一部である地理的表示に関し、国際比較を行った[8]

2010年4月より、明治大学情報コミュニケーション学部にて准教授を務めるかたわら、早稲田大学社会科学部でも非常勤講師も兼務した。また、2011年9月からの1年間は、知的財産法や紛争仲裁を専門とするイギリスのロンドン大学クイーン・メアリー校附属の商法研究センター英語版 (CCLS) にて客員研究員を務めた。2012年10月から2013年8月にはロンドン大学先端研究所英語版 (SAS) 内の先端法研究所英語版 (IALS) にて客員研究員を務めた。日本帰国後は明治大学准教授と早稲田大学非常勤講師に復籍したほか、2013年9月より早稲田大学大学院法学研究科でも非常勤講師となっている[1]

各種学会でも、イギリスを始めとした欧州の知的財産制度や国際仲裁に関する発表を多数行っている[1]

主な執筆活動

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書籍

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  • 田村善之 (編)論点解析 知的財産法』(第2版)商事法務、2011年。ISBN 978-4-7857-1846-6https://www.shojihomu.co.jp/publication?publicationId=230650  -- 共著担当ページ: 109-121, 233-244, 294-303, 367-381[9]
  • 井田正道 (共編)、和田格 (共編)『情報リテラシーテキスト培風館、2019年。ISBN 9784563015817https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010635710-00  -- 共著担当ページ: 第9章 (情報の利用と法を理解しよう) [10]

論文等

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出典

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  1. ^ a b c d e 明治大学 教員データベース 今村哲也” (2019年4月2日). 2019年9月10日閲覧。
  2. ^ 第14期文化審議会著作権分科会国際小委員会委員名簿(平成26年9月4日現在)”. 文化庁 (2014年9月4日). 2019年9月10日閲覧。
  3. ^ 第19期文化審議会著作権分科会国際小委員会委員名簿(令和元年8月27日現在)”. 文化庁 (2019年8月27日). 2019年9月10日閲覧。
  4. ^ 第14期文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会委員名簿(平成26年9月8日現在)”. 文化庁 (2014年9月8日). 2019年9月10日閲覧。
  5. ^ 第19期文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会 委員名簿(令和元年8月9日現在)”. 文化庁 (2019年8月9日). 2019年9月10日閲覧。
  6. ^ 日本工業所有権法学会 理事・監事・維持会員名簿 2019年度”. 2019年9月17日閲覧。
  7. ^ 著作権法学会ウェブページについて | 役 員(2019年現在)”. 著作権法学会 (2019年). 2019年9月11日閲覧。
  8. ^ 今村哲也『地理的表示の保護と地域団体商標 : 過渡的発現形態説を基軸として』 早稲田大学〈博士(法学) 甲第3747号〉、2012年。NAID 500000574431https://id.ndl.go.jp/bib/0247995742023年8月21日閲覧 
  9. ^ 明治大学 教員データベース 今村哲也 『論点解析 知的財産法』”. 2019年9月10日閲覧。
  10. ^ 明治大学 教員データベース 今村哲也 『情報リテラシーテキスト』”. 2019年9月10日閲覧。
  11. ^ 明治大学 教員データベース 今村哲也 『知的財産戦略本部検証・評価・企画委員会』2018年7月25日”. 2019年9月17日閲覧。
  12. ^ 明治大学 教員データベース 今村哲也 日本知財学会誌優秀論文賞”. 2019年9月10日閲覧。

外部リンク

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