今成元昭
今成 元昭(いまなり げんしょう、1925年11月30日 - 2020年1月10日)は、日本文学者、立正大学名誉教授、日蓮宗勧学院勧学職、立正大学常任理事などを歴任した。息子今成元信(1959年生)も僧侶で、高校教師である。
人物
編集専攻は仏教文学、軍記物語、説話文学。平家物語を中心とした軍記物語研究で多くの著作がある。国文学者であり宗門僧侶として日蓮研究も著した。
東京生まれ。1948年早稲田大学文学部卒業。1951年早稲田大学大学院(旧制)修了。国士舘大学助教授[1]、教授、1980年立正大学教授[2]、1983年11月「平家物語流伝考」で早大文学博士。2005年11月29日、自身の満80歳の誕生日を機に今成組組頭を勇退。翌日に長男元信が13代目組頭を襲名し、自身は大頭を襲名した。1996年立正大学を定年により名誉教授。2020年1月10日死去。享年94歳[3]。ほかに子供は1956年生まれの長女がいる。
著書
編集共編著
編集訳注
編集参考
編集- 『『方丈記』と仏教思想』著者紹介
注
編集- ^ 書評「水原一著 平家物語の形成」
- ^ 近藤信義「今成元昭先生をお送りする」
- ^ 今成元昭氏(立正大名誉教授、日蓮宗正法寺住職)『中外日報』2020年1月20日配信