今庄365スキー場
今庄365スキー場(いまじょうさんろくごスキーじょう)は、福井県南条郡南越前町にあるスキー場である。
今庄365スキー場 | |
---|---|
今庄365スキー場 | |
所在地 |
〒919-0128 福井県南条郡南越前町板取85-36 |
座標 | 北緯35度43分20秒 東経136度8分56秒 / 北緯35.72222度 東経136.14889度座標: 北緯35度43分20秒 東経136度8分56秒 / 北緯35.72222度 東経136.14889度 |
正式名称 | 南越前町今庄365スキー場[1] |
所有者 | 南越前町 |
指定管理者 | 南越前町公共施設管理公社 |
開業日 | 1990年12月28日[2][3][4] |
標高 | 760 m - 430 m |
標高差 | 330 m |
最長滑走距離 | 2,100 m |
最大傾斜 | 33度 |
コース数 | 8本 |
コース面積 | 44 ha |
索道数 | 4[2]本 |
公式サイト | 今庄365スキー場 |
概要
編集ゲレンデは鉢伏山東麓にあり、下部は初心、初級者向きで、上部は中上級者向き。人工降雪機も導入している[5]。
全8コースが設定されており、第1ペアリフト、第2クワッド、第3ペアリフト、第4ペアリフトの設備がある[6]。
スノーボードはシーズン前期はナイターのみ可能で、後期は全日滑走可能という方針をとっていたが、2016年のシーズンより全日解禁[5](チャレンジコースのみスキーヤーオンリー)となった。
新型コロナウイルス禍の影響から2020年度と2021年度は営業せず、2022年度も再開予定だったが大雨被害により周辺の町道などが損傷し営業を見送った[7]。2023年度に4季ぶりに営業を再開する方針が発表されたが、4つのリフトのうち第1ペアリフトのみ運行するとしている[7]。
沿革
編集- 1990年(平成2年):今庄町(当時)により町営スキー場として開業。
- 2005年(平成17年):今庄町・南条町・河野村が合併して南越前町となったのを機に南越前町公共施設管理公社に運営を移管[8]。
- 2012年(平成24年):このころは最盛期の半分以下の入込客数にとどまり赤字経営となっており、南越前町は指定管理者制での民間委託を模索[8]。
- 2016年(平成28年):マックアースが指定管理者となる[9][10][5]。
- 2020年(令和2年):マックアースが2年連続の暖冬による来場者の大幅減などを理由に契約期間を1年残し2019-2020シーズン限りで撤退した[11][注 1]。新たな管理者は2020年3月時点では未定であった[14]。
- その後、再び南越前町公共施設管理公社が指定管理者となったが、2020-2021シーズンは新型コロナウイルスの流行を理由に営業を見送った[15][16][17]。
- 2021年(令和3年):8月、2021-2022シーズンも新型コロナウイルスの流行を理由に営業を見送ることが決まった[18][19]。
- 2022年(令和4年):同年8月に発生した集中豪雨によりスキー場や温泉施設の排水設備などに甚大な被害が発生し、11月に2022-2023シーズンの営業中止を発表した[20][21]。
アクセス
編集自動車
編集- 注記
公共交通機関
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 南越前町今庄365スキー場の設置及び管理に関する条例
- ^ a b 『令和元年度鉄道要覧』電気車研究会、2019年10月2日、445頁。ISBN 978-4-88548-132-1。
- ^ 『福井県史 年表』福井県、1998年1月30日、475頁。
- ^ 「お待たせ 初滑りに800人 今庄365スキー場営業スタート」『福井新聞』1990年12月29日、15面。
- ^ a b c “今庄365スキー場、26日営業開始 北陸・関西圏で最速”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2016年11月26日) 2020年1月10日閲覧。
- ^ 福井県『今庄365スキー場』 - マックアース 2018年12月
- ^ a b 今庄365スキー場、4季ぶり営業再開の方針 福井県南越前町、エリアは縮小 - 福井新聞 2023年9月12日
- ^ a b “南越前町 平成24年9月議会定例会報告” (PDF). 南越前町議会 (2012年1月). 2021年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月24日閲覧。
- ^ 『今庄365スキー場(福井県)がグループに加わりました』(プレスリリース)マックアース、2016年4月1日。オリジナルの2022年5月20日時点におけるアーカイブ 。2019年1月26日閲覧。
- ^ 「【福井】デカ盛り人工雪あちこち 今庄365で準備中」『中日新聞』中日旅行ナビ ぶらっ人(中日新聞)、2016年11月8日。オリジナルの2021年10月24日時点におけるアーカイブ。2019年1月26日閲覧。
- ^ 「温泉やすらぎ来月再開 3施設 町公社 指定管理者に 南越前」『福井新聞 D刊』(福井新聞)2020年3月11日。オリジナルの2021年8月24日時点におけるアーカイブ。2020年3月12日閲覧。
- ^ “平成30年12月議会(第1号)会議録” (PDF). 南越前町議会 (2018年12月). 2021年8月26日閲覧。
- ^ “令和2年3月議会(第3号)会議録” (PDF). 南越前町議会 (2020年3月). 2021年8月26日閲覧。
- ^ 「福井・南越前 温泉やすらぎなど3施設、来月再開」『福井新聞』北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞)、2020年3月11日。オリジナルの2022年8月17日時点におけるアーカイブ。2021年2月7日閲覧。
- ^ “今庄365スキー場、今季営業見送り”. 福井新聞ONLINE. (2020年8月22日). オリジナルの2020年12月16日時点におけるアーカイブ。 2021年2月7日閲覧。
- ^ “スキーシーズン目前 コロナ禍、スキー場はどう対応?”. 朝日新聞デジタル. (2020年12月12日). オリジナルの2020年12月12日時点におけるアーカイブ。 2021年2月7日閲覧。
- ^ “雪不足の近年、雪が多い今年はコロナ禍…存続に苦しむスキー場”. 読売新聞オンライン. (2021年1月26日). オリジナルの2021年3月4日時点におけるアーカイブ。 2021年7月18日閲覧。
- ^ “今庄365スキー場、2年連続開業見送り 新型コロナ収束見通せず 福井県南越前町”. 福井新聞. (2021年8月21日) 2021年8月24日閲覧。
- ^ “今庄365スキー場 2020-2021シーズン休業のご案内”. 南越前町. 2021年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ 「今庄365スキー場今季も休止 8月大雨被害で復旧困難」『中日新聞』中日新聞 ふくい地域ニュース、2022年11月12日。オリジナルの2022年11月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “今庄365スキー場 2022-2023シーズンの営業中止について”. 南越前町 (2022年11月11日). 2022年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月11日閲覧。
- ^ 「福井―滋賀を結ぶバイパス「栃ノ木峠道路」を国事業に 国道365号、8月大雨の主要道寸断踏まえ両県知事が合意」『福井新聞』2022年10月13日。オリジナルの2022年10月24日時点におけるアーカイブ。2023年1月14日閲覧。「国道365号は、滋賀県側は道路改良が進んでいるが、福井県側は急カーブが続き、幅員も狭く、冬季は通行止め区間となっている。」