今井 直一(いまい なおいち、1896年8月31日 - 1963年5月15日)は印刷技術者。東京生まれ。米国留学中に当時、三省堂社長だった亀井寅雄と出会い、三省堂に入社する(1922年)。

また、この際に、亀井とともに、米国ATF社ベントン母型(父型)彫刻機を見学、交渉の上で彫刻機の提供を受ける。彫刻機は戦後、ツガミによって国産化され、印刷活字の品質向上に貢献した。

帰国後、三省堂に入社。工場長、常務を経て、1951年(昭和26年)三省堂の社長となる。また、日本印刷学会の会長、文部省国語審議会委員なども務める。

主要編著書

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  • 「書物と活字」1949年 印刷学会出版部

参考文献

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外部リンク

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