京都観光サポーター制度
京都観光サポーター制度(きょうとかんこうサポーターせいど)は、ボランティアによる観光振興と観光ボランティア団体の交流・連携を図る京都市の制度である。制度は京都市基本計画に基づき、京都観光の魅力を向上させ発信することを目的に、2011年から始まった[1]。観光を支える役割として3種類の観光大使と京都観光おもてなしコンシェルジュ・京都国際観光おもてなしコンシェルジュの任命も行っている[2]。
観光大使
編集京都名誉観光大使
編集京都にゆかりのある著名人が任命されている。任期はなく、かつては女優の森光子、日本文学者のドナルド・キーンも大使だった。
京都国際観光大使
編集海外でも活動している京都通などが大使となっている。英語名は“Visit Kyoto Ambassador”。2020年時点で61人。
個人
編集- アンドレ・ビショップ - 日本酒専門バーBar Nihonshu等経営者
- イヴ・ブゴン - ハースト婦人画報社代表取締役社長
- 市田ひろみ - 服飾研究家
- エウジェニオ・アルファンデリー - サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局経営者・共同所有者
- 大谷正矩 - シドニー京都ゆかりの会代表
- 郭欣 - 京都青島市民交流会理事
- 韓美花 - 星野リゾート北京事務所首席代表・所長
- 北山安夫 - 北山造園代表、高台寺専属庭師
- 木村英智 - エイチアイディー・インターアクティカ代表取締役、アクアリスト
- 喬彬 - 京都地区中国留学人員友好聯誼会会長
- 魏禧之 - オーナーシェフ
- クリス・ジョンソン[要曖昧さ回避] - レストラン・日本酒コンサルタント
- クレモンティーヌ - 歌手
- クンナ・ダッシュ - 特定非営利活動法人インド日本友の会理事長
- ケイコ・ネルソン - 造形作家
- 孔怡 - テレビ・ラジオパーソナリティ
- サウザー美帆 - フリーエディター
- 佐々木蔵之介 - 俳優 [3]
- 佐野惠子 - ドイツ京都センターGmbH代表
- ジェフ・バーグランド - 京都外国語大学教授
- ジャミラ・ウライム - 歌手・舞踏家
- ジュディス・クランシー - ライター、講師
- ジョン・フランク - Sidney Frank Importing(米国酒類輸入・卸会社)副会長
- ステファン・バルベリ - 写真家、作家
- 千宗屋 - 武者小路千家家元後嗣
- 陳易琦 - モデル、利き酒師
- ツトム・ヤマシタ - パーカッショニスト(打楽器奏者)、作曲家、音楽監督
- デービッド・アトキンソン - 小西美術工藝社代表取締役社長
- 寺田宜弘 - 芸術監督・バレエダンサー
- 冨田伸明 - 日本文化継承アートプロデューサー・着物マイスター
- 富永典子 - パリ・イル・ド・フランス地方商工会議所 日仏経済交流委員会ディレクター
- 中村悦子 - 酒蔵ツーリズムのパイオニア、英語通訳ガイド
- ピーター・グリーリ - ボストン日本協会理事長
- 平出荘司 - 台湾の飲食チェーンオーナー
- ビル・トッテン - アシスト代表取締役
- ポーリーン・チャクマクジアン - Japan Room創立者
- 本保芳明 - 観光庁初代長官、首都大学東京教授
- 抹茶団子 - 作家・通訳者・翻訳者
- マドレーヌ・ワルデナール - 日本研究者・美術史家
- マルコ・マッサロット - HAGAKURE最高責任者
- ミュリエル・バルベリ - 作家
- 安田伊佐男(張茂勲) - 中華民国留日京都華僑総会会長
- 山田幸代 - ラクロスプレーヤー
- 余慧 - 杭州尚昇文化創意代表
- 盧偉業 - 承香堂代表
団体
編集京都観光おもてなし大使
編集京都の魅力発信に貢献している大使として、京都館館長の小山薫堂、倉木麻衣、池内ヨシカツなど2020年時点で102人が任命されている。
脚注
編集- ^ “森光子さんら 観光3大使、京の魅力発信 京都市がサポーター制”. 京都新聞. (2011年5月11日)
- ^ 『「京都観光おもてなし大使」,「京都国際観光大使」及び「京都名誉観光大使」の任命について』(プレスリリース)京都市、2014年3月31日 。
- ^ “佐々木蔵之介が京都国際観光大使に就任、「超高速!参勤交代」続編は目下撮影中”. 映画ナタリー (2015年10月13日). 2015年10月13日閲覧。